こんにちは。
ソウルコーチ・トウリーダーのつぶやきです。
 
9月も終わり10月が始まります。
 
みなさまの9月はどんな月でしたか?
 
月の半ばには「日本の看取りを考える 全国大会」に初めて行ってきました。
 
高齢者さまのトリートメントをしていることもあり、
「看取り学」の初級・中級・1日胎内体感と3つの講座を受講しています。
これらは、「看取り士」となるための講座でもあるのですが、
「看取り士」にならない方も受講できます。
私も「看取り士」になりたくて受講したのではありません。
今はご縁のある高齢者の皆様と良い時間を過ごすためのセラピストとしてのスキルとして
死生観や在り方のようなことを学びたくて受講しました。
そして自分自身のために。
今後「看取り士」となるかはわかりませんが、可能性はあるかな?と思っています。
 
そして、月の後半。
近しい方やご縁のある方の中で、親御さんが看取りの段階に入りました…という知らせがいくつかありました。
どのかたも、「看取り士」の存在を知り、看取るということについて学んでいたり、興味をお持ちの方々です。
少しでも、「看取り」について意識を向けた方は最後の時まで出来るだけ、ご自分が寄り添っていたいと思うようです。
 
そして、そことは全く関係のなく旅立たれた方。
Uさんです。
実はお顔も知らないし、お話ししたこともありません。
 
ある期間、死を覚悟して選択した決断を覆し、生きることを選択した方。
私にはそんな風に見えました。
多くの人を巻き込んだ選択を覆した時には、反感ともとれるようなことも見聞きしました。
生きることを選択してからも、辛いことは多かったように思います。
ケアする方々の負担ももしかしたら大きかったかもしれない。
 
それでも最後まで生きぬいて、家族に見守られながら息を引き取ったことを知った時には、
 
お疲れさまでした。
安らかに。
ゆっくりとお休みください。
 
そんな言葉が頭をよぎりました。
 
自分の時間は自分で決めることが出来る。
 
そんなことを、見せて頂いたように思う方でした。
 
お別れに意識の向いた9月も終わり、10月は出会いやチャンスに月になりそうです。