「笑顔の写真」しか撮れないコカ・コーラの作品を紹介します。 | Webビジネス改善講座

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Coca Cola, Happy ID







Cannes Lions 2014: Coca Cola, Happy ID



この「Happy ID」が行われたペルーでは、国民IDカードに使う証明写真が、硬い表情で写っていることが多い傾向にありました。

このIDカードの写真をスマイルに変えることで、国民一人ひとりにHappinessをもたらすことを目的として始まったキャンペーンなのです。


コカ・コーラがペルー国内で各地に設置した無料で撮影ができる証明写真撮影機は、シャッターを押すスイッチがなく、笑顔を浮かべることで自動的にシャッターがおりるように設計されました。

つまり、このマシーンでは「笑顔の写真」しか撮れないのです。


このキャンペーンの結果、キャンペーン開始から1か月間に発行された5万枚の国民IDのうち、9割に相当する4万5千枚の国民IDが、スマイル写真となったそうです。



顔の認識技術を応用して「笑顔の写真」しか撮れないカメラ、この発想は面白いです。