
おはようございます。和田です。
今日は、昨日(2013年9月29日)放送の『情熱大陸』の中で、使われたAR(拡張現実)技術の持つ可能性を紹介したいと思います。
今回の情熱大陸では、川田十夢氏(開発者/AR三兄弟)の活動を、ARの技術を絡めて「テレビの未来」という切り口で紹介しています。
※ARとは、Augmented Reality
人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境そのものを指す言葉。
生中継で行われた企画は、テレビとスマホを連動させ、ライブ映像を使ったリアルタイム集計をテレビの本放送にも反映させました。
恐らく放送前から専用アプリをダウンロードして、わずかな時間内で、何か起こっていたのかを理解することは、難しい状況でした。
それでも、ライブでテレビの本放送との連動を体験できたのは貴重な体験でした。
今回の目玉となった企画では、事前に撮影されたAKB48のライブを16台のカメラで撮影し、それぞれのカメラでメンバー1人1人を撮影し続けた映像が流れます。
「情熱大陸」放映時には、生中継で、スマートフォン上ですべての映像が同時に流れ、16分割された画面から、視聴者は自分が見たい映像を自由に選択して視聴出来るよう設定されていました。
クリックされたデータをもとに、メンバーそれぞれの画面がどれだけ見られているか、総数や上昇率などを計測し、テレビの本放送にも反映させてゆくのです。
視聴率の高いメンバーを画面表示を大きくしたり、表示するメンバーを絞り込んで、最終的に1位大島優子さん、2位渡辺麻友さんが選出されていました。
この集計がリアルタイムに行われ生中継されたのです。
AR三兄弟・川田十夢氏が示したテレビの未来は、スマートフォンの基本性能や通信環境の制約、テレビ放送のインフラ、視聴者、スポンサー、限られた放送時間など、多くの制約を受けながらも視聴者がダイレクトにテレビ方法とつながることできる体験価値として示されていた様に思います。
今後、テレビに限らず、AR(拡張現実)が、どんな技術インフラに乗って、私たちの現実を拡張してゆくのか楽しみです。
P.S.
余談ですが、今回の題材をAKB48のライブを選んでいることにもセンスを感じます。この手の難しい企画(事前準備、通信環境などの影響を受けやすい)でも、AKB48のファンであれば多少の障壁を乗り越えてでも、積極的に参加してくれるからです。