幻のメニューには大きな力があります。
例えば、行きつけの飲食店だと、メニューに乗っていない料理をオーダーできたりする事がありますが、これほど利用者優遇をしているサービスはありません。
飲食店での例になりますが、サラダメニューを見ていて、『冷やしトマト』が食べたいと思った時に、オーダーできるお店には、大きな力があると思います。
サラダの材料として、トマトが在庫であるのであれば、『冷やしトマト』を作って、提供することは可能なはずです。
悩む点は、値段と提供方法(調理法、盛り付け)だと思います。
さらに、このトマトが美味しいトマトなら感動するかも知れません。
また、とあるカフェでは、『まかないカレー』なる裏メニューがあります。
このカレーは、名前からは想像できないほど本格的で、数十種類のスパイスを
マスターが独自配合して仕上げているカレーです。
一日6食限定らしく、毎日用意されている訳ではありません。
まさに幻のメニューです。
3つ目の事例は、定食屋の事例です。
その定食には、一日限りのメニューが良く登場します。
日替わりメニューではなく、何の前触れもなく特別メニューが用意されるのです。
店主のその日の気分や探究心、入手可能な食材によって特別メニューが生まれます。
毎日通うか運がよくないと食べられない幻のメニューです。
実際に、その定食屋で、私自身が感動したメニューを紹介しておきます。
・気仙沼直送の秋刀魚の刺身定食
これ以降、これほど旨い秋刀魚の刺身を食べた事がありません。
・竹の子の刺身定食
さっと湯通ししている感じでしたが、香りが豊かでした。
・ジンギスカナン定食
ジンギスカンの臭みがまったく無かったので驚きました。
これのメニューに、再度出会ったことがありません。
飲食関連での事例をあげましたが、幻のメニューは飲食店以外でも工夫すれば提供できると思います。
偶然性と利用者優遇、『自分だけ』と感じるサービスには力があります。