6月26日付けの日本経済新聞の一面には
『通販、コンビニ・百貨店抜く』との見出しだ。
2008年度の通信販売市場が、推定8兆円強と
コンビニエンスストアや百貨店の規模を抜いたらしい
との記事。
この記事の読み方は注意したい。
一見すると
『インターネット通販でモノが沢山売れている。』
と感じる見出しである。
しかし、実際には、ただ単に
『モノを販売するチャンネルとして
インターネット通販というインフラが確立した事は
ほぼ間違いない。』ということだ。
そもそも、売上の内訳の記載が無いので
何が売れて推定8兆円かが分からない。
そして、インターネット通販できちんと
商売が成り立っている事業者は
予想以上に少ない。
特に、インターネットは、低コストオペレーションと
良く耳にするが、実際は、販売促進費が予想以上に掛かる。
高い利益率の商品、ニッチな商品には適しているが
一般的な商品は、価格競争が激しく、
より安い価格で販売している店舗に
お客様は流れてしまう。
つまり、ネットで通販すれば
簡単に売れる訳ではない。
現状のネット通販は、コピーライティングを工夫して
いかに商品を購入させるかの技法に走りすぎている。
購入してからのクレームも返品も多いと聞く。
特に、衣料品は、ネット通販になれた人は
返品前提での購入をしている。
そろそろ、ネット通販という
新しいインフラに合わせた販売手法の
次のフェーズを考える時期が来ている気がする。
