六本木ヒルズのアカデミーヒルズで開催されている、アーテリジェントスクールをご存知ですか?
1回3000円からできるお手軽なこのスクールは
ビジネスから趣味のお花、ダンスまで、幅広い授業を気軽に受けられます。
で、暇だし、今後の将来のことも色々考えたいので、
「パーソナルデザイン」 というキャリア・ライフデザインのクラスに参加してまいりました。
このクラスを選んだ理由は
①音楽を使って「体」で感じるクラスである事
②謎の経歴を持つフランス人講師(音楽家、アフリカ在住歴あり、慶應義塾大学SFCの元講師)
が理由(笑
で。当日。
T字杖片手で教室に入ると、アフリカの音楽+太極拳をmixしたような
足を踏み鳴らすダンスをしているフランス人が(汗
通訳の女性がいたので
「あの、私足の治療中でして、激しい動きは出来ません・・・」
とお願いしたところ、
「歩く程度の内容に変えますから大丈夫ですよ」と温かいお言葉。ほ。
さてさて内容。
日本人は「考え」すぎて、袋小路に嵌っている事が多いので
もっと「感覚」「感情」を引き出し、理性と感情のバランスを取ろう、というもの。
そのためこの講座では「分かった」よりも「感じた」「気持ちよい」を取り戻す事が目的だそうな。
前半1時間は手を使って全身をほぐすストレッチと、
参加者全員で遊ぶ体を使った簡単なゲーム。
この前半で分かったのは、体の力をどれだけ日頃入れているかと言う事。
逆に力を抜くことが難しい。
これは自分でも日頃気づいていたことなので改めて、意識して力を抜きたいな。
後半は、2人ペアになって、まるで子供の手遊び(ロンド橋わたろ~♪みたいなやつ)を。
部屋を少し暗くして、黙々と・・・・。(一見かなーり怪しい)
最初は難しくって、ついつい息を詰めてしまったり雑念が入りますが
デュボワ先生の手拍子や、アフリカ楽器の音に合わせると呼吸も深くなって
とてもリラックス、そして集中して楽しめます。
なんつうか、太古の記憶が蘇る???
人によっては「苦痛だった」って方もいましたが私には大好物な域でした。
ヨガやダンス、ゆったりとした水泳もこの感覚に似ているのではと思います。
終了後本当に体が楽になっている事が分かる。
35分間もやってたそうです。全然気づかなかった!!
授業の後、私の杖と足を気にした(というより好奇心かも)デュボワと歓談。
向こうからやってきてあれやこれや質問攻め。
ちなみにデュボワ、英語のみ(片言日本語)です。
英語で私の病気を説明するのは非常に難しく、(英語、苦手なんです。骨盤て英語でなんていうんだ!?)
分かってもらえたか心配です。
私のラインストーン杖をかなり気に入ってくれたようで
「it's very cool!!カッコイイ。」と言って、杖片手にダンスしてました・・・。やっぱりな。
彼のお父さん(82歳)は一時歩けなくなったそうですが、
彼なりの音楽+体を使ったエクササイズで歩けるようになったそうな。
施術した部分を服の上から触ってもらいましたが、
「反対側に比べて凄く冷たい!!」と言ってました。
色々、おしえてくれようとしたのですが、
人気者の講師の彼、他の生徒さんに呼び戻されてしまいゆっくり話せませんでした。残念。
とりあえずメールで質問してみたので面白い内容があればまたupします。
人間は理性と感情で成り立っていて、
どちらも疎かにしてはいけないんだなあ、と今回の講座で改めて感じました。
デュボワのSFC時代の生徒さんで現在マレーシア在住の方が
講座に参加されていましたが「東京のビジネスマンは目が死んでる」と言ってました。
その暗い空気に当たって熱が出たそうです(笑
デュボワも東京は心に元気がない、と言ってました。
前に沖縄やNYから帰ったとき、私も同様の感覚を味わい、
山手線で倒れそうになった事があります。
沖縄,NYの元気な空気から戻ると東京は一面ダークな雰囲気を感じるんです。
そんな町に住んでるからこそ、積極的に体の感覚を戻す事、
ヨガでも水泳でも音楽に合わせて手を鳴らすでもやって行きたいと思います。
ぜひ皆さんも一度言ってみてくださいね。
胡散臭いですけどデュボワさん。でも面白くてチャーミングな人です。
この講座の後、66広場でボツワナの人がまさにハンドクラップパフォーマンスをしていて
見入ってしまいました。タイミングよすぎる!
なんだか気持ちの良い講座でした。
・・・・あれ、キャリアデザインは?
※「感覚」「感情」を引き戻す事により、
より広い視野でライフプランを描けるようにする事がこの講座の目的だそうです。
だから「感覚」を取り戻せた=一応この講座を受けた成果があると思っていいらしい