タイトルが映画風になってしまいましたが、決して映画ではございません。

このタイトルを見て「オオ!!」って思った方はおそらくover50才くらいが多数じゃないでしょうか[emoji:e-382]
なぜなら邦題が「男が女を愛する時」でして、原題「When a man loves a woman」だからです。
まだ思い出せないってなら、この人Percy Sledge(パーシー・スレッジ)!!もう大丈夫でしょうか??

男が女を愛する時男が女を愛する時
(2006/12/20)
パーシー・スレッジ

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1966年に発表されたこの曲。実は僕が、物心ついて初めて聴いていた曲がコレだったんです。
今から大体23年位前かな。3,4歳くらいで、風邪で寝てるときに、
母親が家事をしているときにかけていたテープから流れてた。
その中にはソウルの名盤がいっぱいあったと思うんだけども、コレが一番の印象に残ってます。
多分それがきっかけで、「黒人音楽」にのめり込んだんじゃないかなと勝手に設定しております[emoji:e-319]

で、Percy Sledge自身は、深みのある声に、ロマンティックに歌い上げる才能があった方なので、
歌詞の内容もとっても素敵です[emoji:e-440]男性であるならば、女性をどういう風に愛すべきなのか、3分も無い曲の中で諭してくれます。しかもジェントルマンとしてデスヨ!!
最近の曲は下世話なものが多いから、60年代のソウルを聴くといいかも知れません。

「一発屋」ってイメージがとっても強い彼なのですが、実は、隠れた名曲も幾つかあり、「Warm and Tender Love」「It Tears Me Up」が特に要チェック名曲になるでしょう。

Percy Sledgeって、エロティシズムは無く、センチメンタルな雰囲気が強いかな。ホントに正統派って感じがして、見習うべきところがいっぱいあるんですよ。歌い方も丁寧だし、綺麗だし、ムラがない。
そしてとっても深みのある優しく暖かい歌声で聴かせてくれる・魅せてくれるアーティストなので、
もっと色々なメディアで取り上げられて欲しいと切に願います[emoji:e-257]

上で紹介したアルバムは、ワーナーミュージックの再発廉価盤です。やっぱりファンが待ってましたとばかりに手にとって売れましたから、当時からファンの方は嬉しかったでしょう[emoji:e-278]
シリーズでArchie Bell & The Drells、Eddie floydなどアトランティックレコードに所属していた名アーティストたちがこぞって1500円で再発された時期がありました。こういうマニア泣かせの企画があるから温故知新できちゃうんですね~。
 Viva Soul[emoji:e-415]

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