三菱電機が早期退職(退職金の特別加算+再就職支援)を募集、というニュースが出ました。
そこで気になるのがこれ。
早期退職したあと、生活レベルは維持できるのか?
結論から言うと、退職金だけでは厳しいケースが大半です。
■ モデルケースで検証
- 年齢:55歳
- 退職前年収:900万円(手取り月 約52万円)
- 生活費:月40万円
- 退職金:3000万円(通常+特別加算の合計想定)
65歳まで10年、今と同じ生活を続けると
40万 × 12 × 10年 = 4800万円
👉 退職金3000万円では足りません。
■ 失業保険は頼りになる?
失業保険は「つなぎ」にはなりますが、
- 支給額に上限あり
- 期間も限定的
生活費の主役にはなりません。
■ 生活水準が落ちる本当の原因
退職後に効いてくるのが
- 健康保険(国保 or 任意継続)
- 国民年金
- 住民税(前年所得ベース)
👉 会社員時代より“手取り感覚”は確実に悪化します。
■ 現実的な3パターン
① 早めに再就職(おすすめ)
年収500万程度でも、退職金の減りは最小限。生活水準も維持しやすい。
② しばらく無職(危険)
退職金の減りが早く、数年で不安が現実に。
③ 再就職なし(ほぼ詰む)
月40万生活だと、退職金3000万は6年程度で底。
■ 早期退職で“勝てる人”
- 固定費が軽い
- 退職後の収入プランがある
- 退職金を「守る資金」として使える
逆に、「なんとかなるだろう」は一番危険。
まとめ
早期退職はゴールではなくスタート。
重要なのは
「退職金はいくらもらえるか」より
「65歳までの生活費の穴をどう埋めるか」