平成22年筆記試験を終えて・・・ | 海事代理士試験研究センター (ReaL海事代理士講座)

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「ReaL海事代理士講座」合格に向けて全力疾走中!

受験生のみなさま



筆記試験、お疲れ様でした。

近年の特徴でもありますが、過去問の焼き直しから一歩進んで、出題根拠となる条文は

同じであっても、出題方法など問われるポイントが異なる問題が増えてきています。


また、船舶職員及び小型船舶操縦者法や内航海運業法では新傾向の問題が出題されるなど、

一部の科目では、これまでにあまり目に触れることがなかった条文からも出題されていました。


もちろん、従来通り過去問と類似している問題が多くを占めていることは事実であり、

過去問と同じような問題が出題されたときに、いかにケアレスミスを防いでいくか、

落とせない問題をしっかり得点していくか等、確実性を高める必要があるでしょう。

(特に記述式・空欄補充式での、微妙な語句の間違いや漢字の間違いは

例年散見されており、こうした部分だけでも数点は得点できていたはずです。)


また、過去問中心の学習スタイルであったとしても、過去問を丸ごと暗記するのではなく、

出題条文や関連条文の読み込みといった、他の法律系資格試験と同様に条文そのものを

しっかり理解していく必要があるように思います。


関東運輸局では、190名を超える受験者の方がいらっしゃったとの情報もありますし、

他の運輸局においても、平年並みかそれ以上との連絡が入っておりますので、

受験生が昨年よりも大きく増えているのは間違いなさそうです。


全体としては、6割前後の得点であった方が多いことから、問題の難易度としては

平年並み~やや難ではないかと考えております。

当センターでは、早速平成23年試験に向けて、本年の試験解析を開始しています。

詳細な解説講義についても、順次配信して参りますので、今しばらくお待ちください。


また、口述試験の対策についてですが・・・

筆記試験の合格発表がある10月29日まで、しばらく不安な日々が続きますが、

筆記試験で7割以上得点できた方(自己採点ベースで)は、口述試験対策を始めても

差し支えないと思いますので、早めにスタートしておきましょう!






海事代理士試験研究センター 試験対策課