ご無沙汰しております、NIKAです
東京に引っ越し、今の仕事を始めてもうすぐ半年が経ちます。
この半年をふりかえると、それこそ激動という言葉がふさわしい半年間でした。
引越し前の突然の父親の入院に始まり、繁忙期で家電類が届かず机もなければベッドも冷蔵庫もない部屋で、敷布団のみでスタートした新生活。
別れも経験したし、ずっとこの人といたいと思う出会いもありました。
「経験がないということは可能性しかないということ。
絶対に後悔させないので、可能性を見込んで採用してください。」
とまっすぐに想いをぶつけて採用していただいたけど、文字通り飲食の経験はほぼゼロ。
わからないことがわからないという状態でスタートし、てんやわんやになりながらも心強い同期と同僚のおかげで、ランナーからデシャップ、サーバーにまで成長しました。
抜栓もできなければ飲めもしなかったワインも、へたくそながらも抜栓からサーブができ、味の違いを楽しみながら味わえるようになりました。
一人のサービスマンとしてはまだまだ一人前とは言えませんが、グルメサイトで満点の評価をいただいたり、「心地よいサービスをありがとう」と言われたり、目に見える評価をいただけることはやはり嬉しいものです。
私の勤めるレストランはサービス料をいただいており、利用目的も普通の会食から記念日、接待、客層は普通のカップルから親子連れ、インフルエンサー・芸能人、会社役員・会社取締役と多岐にわたります。
それぞれの客層と目的に合わせて接客をかえることはまだまだ難しいですが、
サービス料をいただく接客とはなにか
どうしたらお客様に満足してもらえるか、楽しんでもらえるか
という2点は常に頭の片隅に置いて働いています。
こうして文字に表してみると、根本的な人となりや考え方はあまり変わらないけど、圧倒的に面白くて良い経験をしているなと感じます。
港区という華やかな場所で、普通に生活していたら出会わないような層の方々相手に接客をし、たくさんの良いワインやお酒、そしてそれぞれ歩んできた道は違うけどだからこそ面白いレベルの高い同僚たち。
CAになるまでの1つの通過点だとは思っていますが、自分の後世にも大きな影響を与えるような経験をしていることは間違いないです。
だからこそ、長くてもあと2年と決めているからこそ、この環境を活かして何かワイン関連のスキルを身につけたいなと最近思っています。
あと、CAを辞めたあとのキャリアもまた考えるようになりました。
食やお酒に関わるような仕事をしたいな~と思いつつ、文字を書くことも好きなのでフリーのライターも良いなと。
やっぱり自分のお店も持ちたいと思ったり。
それはきっと10年後くらいのお話ですが、それまでに出会った人たちをまきこんで何か楽しいことをしたいと思います。
それまでは、今いる環境に感謝しつつたくさん色々なことを吸収し、夢を叶え世界中を旅し、1つひとつの出会いを大切に日々の生活を送りたいです。
- END -