Hi、NIKAです
今日は私が過去にチョコレート販売のバイトをしていた時のお話をしたいなと思います。
今年は就職先の研修の関係で参加できなかったのですが、
2019年、2020年と2年間、バレンタインの期間に百貨店でチョコレート販売のアルバイトをしていました。
百貨店の裏側ってこんな感じなんだ~とか、社食が安くて美味しいとか色々と楽しかったんですけど、
何よりもいつもと違う客層の方への接客が楽しくて。
最初は気恥ずかしかったりもしたけど、気付いたら大きな声でお店の宣伝、
店の前を通る全てのお客様に試食を配る勢いでした(笑)
おかげで「このお店はよく試食をくれるのね」と言われたり、
「お姉さん気前が良いから買うわ!」と言われたり(笑)
試食を大量に出した結果買っていただけたのなら何よりですが、
私は商品自体に愛着を持ってお客様のニーズに合うような接客を心がけていました。
なので私自身も全種類の試食を何回も繰り返し、
マニュアルじゃなくて自分の言葉で商品の良さを説明できるだけでなく、
お客様やあげる相手のお好みも徹底して聞くようにしていました。
これは私が売り場を1周して、他の店舗が自社の商品の良さを説明するだけにとどまっていることに気づいてから取り入れるようにしたことなのですが、結果として他店との差別化につながっていたと思います。
具体的には、コーヒーとワインはたしなまれるか、ナッツ類は好きか、甘いのが好きか苦いのが好きか、といった具合です。
そこからお好みに合う商品の提案と自分のおすすめのテイストのチョコの紹介をしました。
そうするとかなりの確率で「お姉さんがおすすめしてくれたこの味はどれですか?」っていう風に聞かれるんですよね。
そこから商品の購入につながったことも何回もありました。
イタリアのブランドで日本には店舗がなく、GODIVAと比べるとまだまだ知名度が低いです。
でも私は販売員としてこのブランドが本当に好きだし、もっとたくさんの人に名前だけでも知ってほしい。
なので、試食をしたけどご予算が合わなかったお客様には無理に距離をつめずに
「良かったらご利用ください」とパンフレットを必ずお渡しするようにしていました。
その当時は何も考えていなかったのですが、
今思えば無意識にかなり戦略的に動いていたなと
でも全ては私がこのブランドに抱いている愛情と、
お客様とお客様があげる人に喜んでもらいたいという気持ちからです。
上司や取引先の方にあげる方も多くいましたが、
自分用にという方や雰囲気から想い人にあげるんだなという方もいました。
そういった方が悩みながら商品を選んでいる姿はすごく可愛いなと思うし、ぜひ力になりたいと思って一生懸命一緒に選ばせていただきました。
このようにたくさんの“愛情”に触れられる、そして自分も“愛情”をもって接客ができるのがバレンタインのバイトの醍醐味だと思います
これから私が販売員として携わることはもうないと思いますが、
毎年バレンタインがくるたびに思い出すんだろうな~と思うし、
接客業は大変な面もあるけどやっぱり私は好きだなと実感しました
これからはいち客として、もっとブランドの良さを発信していけたら良いなと思います❣
グイド・ゴビーノとピエール・ルドン
*余談
隣の店舗で働いていたマダムたちに1年ぶりに会ったのですが、
なんと私のことを覚えてくれていてすごく嬉しかった
皆さんとても元気そうでよかった~
*メモ📋
売り上げを伸ばすコツは、「お客様の未来の提案」と「お客様に寄り添うこと」ではないかと。
一方的な商品の説明だけではなく、お客様が本当に必要としているものは何なのか。
ニーズに合わない提案はお客様には何も響かないし正直お客様の大事な時間を奪うことにつながると考えています。
お客様のニーズをきちんと引き出し、そのうえでその商品を買ったり使ったりしたら将来的にお客様にどのようなメリットがあるか。
今と比べてどのくらいコストを削減できるか、化粧品だったらどのくらい理想の姿に近づけるか。
そうやって未来を示すと、お客様にも響いて購買に繋げやすくなるのかな~と思います!
といってもこれが結構難しい、接客歴6年目ですが私もまだまだ勉強中です
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