私は去年の秋、大好きな人からピンキーリングをもらっています。ピンキーリングは、もらってすぐに「虎の甘噛み」と命名されましたが、リングについている7つのハートの意味は掴めないままでした。今年の年明け、私はFacebookで「ポエムの会」というグループに入り、数週間ほど活動をしましたが、その過程で詩に興味を持ち、詩心というものがあることに行き当たりました。詩心とは、何ものにも支配されない自由な精神であり、時代の本質を見抜き、未来を予見する直観力。美と平和と安寧を愛する。詩心には、7つの観点があります。1.慈愛(生きとし生けるものへの愛情)2.視点移動(視点を自由に動かせる力)3.自由(全てのものから自由な精神)4.直観(物事の本質を見抜く洞察力)5.審美(美を感じる心)6.想像力(未来を予見し、より良い未来を企画する能力)7.調和(幸せを分け合う、和の精神)ピンキーリングは贈り主と別れてからというものお蔵入りになっていたのですが、最近交流が復活して、ピンキーリングをつけてきてほしいと言われたのでその存在を思い出しました。そこで、リングの7つのハートと、詩心の7つの観点を照合して、7つのハートには詩心の観点を1つ1つ当て嵌めようと思い立ちました。ハート1.慈愛、ハート2.視点移動、ハート3.自由、ハート4.直観、ハート5.審美、ハート6.想像力、ハート7.調和。詩心=7つのハート。私は、付き合っていた頃から彼によく詩を書いてプレゼントし、別れてからもポエムの会でその詩を披露したりしていました。私の詩は管理者から高い評価を得て、彼に見せた時より反応が良かった、やはりその道の人に見せるものだと思ったものでした。調子に乗った私は、専門機関に詩を送ることもしましたが、そこでは一言コメントしかいただけず、やはり素人仕事だと痛感したのでした。ポエムの会は理由あって追い出されたのですが、会をやめてからも詩を書きたいとか、創作したいという欲求は湧いてきました。しかし題材にする人というか思いを込める相手がいない状態だったので、詩は諦めて数ヶ月を過ごしました。だけど今、ピンキーリングの7つのハート(=詩心)があれば私は再び蘇ります。また詩を書いてもいいのかどうか、滅多なことがない限り書かない方が良いと心得ていますが、なぜなら出来作の中には駄作もあるからですが、ピンキーリングのおかげで私はかなりの勇気を取り戻しました。ちなみに、ピンキーリングが虎の甘噛みと名付けられた理由は、彼の振る舞いを可愛い言葉で表したつもりです。