10年ぶりでいきなり100色色鉛筆を持つのは憚られましたので、まずは鉛筆を持って、線を描いて物の影と形を捉える練習から始めてみたいと思います。鉛筆の強弱で、物の濃い薄いをどのように表せるか。これは指の力加減の慣れです。まず最近の私は机に向かっていることもないため、1日30分でも10分でもいいので机に向かい、1つの作品を描き上げること。1日1作品ですね。鉛筆1本で描き上げた作品です。どんな人もここから始まるはずです。描き上げた作品は、中学生でも描けそうな出来栄えですが、これを友人や知人に差し上げようと思います。人に見せるということで、それなりのやる気も出てきます。両親はもう子供の頃のように私の絵を褒めてはくれません。見せればそれなりに反応してくれるとは思いますが。実はある人が私の10年前の作品を上手だと褒めてくれて、これからもSNSに投稿しろよと言ってくれたのです。そんなわけで、私は引けなくなりました。あの頃のレベルまでに最短どれくらいで戻れるか分かりませんが、とにかくこれから1週間は、鉛筆1本で机の回りの物を描くこと。失った勘を取り戻す作業です。やはり普段し慣れていないことはいきなり出来ません。どんな人でもブランクは大きいのです。これから1週間で、中学生の作品から高校生の作品くらいに戻れば良いと思っています。2週目には、12色の色鉛筆で色を付ける練習をします。もしかしたらそんなに早くは勘を取り戻せないかもしれない。10年のブランクは大きいかもしれない。だけど私は体力の許す限り絵を描き続けたい。自分の作品を上手いと褒められて、失くしていた情熱が蘇ってきたのです。大丈夫、まだ描いていない時間と描いていた時間は同じくらいのはず。私は仕事も家事も出来ませんが、それらを無理にしようとする必要はなく、父と母がやってくれているうちは、自分に出来ることをすれば良いんだと。何か一芸に秀でていた方が両親も周りの人も喜ぶでしょう。1日1作品!様子を見てステップアップしていく。そしていずれは人にあげて喜ばせたい、誰かに見せて褒めてほしい。