私は彼氏もおらず、男性経験もありませんが、占いでは2年後に結婚し、3,4年後、遅くとも5年後には妊娠出産するそうです。そこで出産の不安以上に、私は生まれた後の赤ちゃんを虐待してしまわないかという恐怖があります。私には恐らく成人してから感じるようになった加害の恐怖があり、自分自身は虐待されて育ったわけではありませんが、母親が小さなものを虐待するという根強いイメージが頭の中にあります。もしも赤ちゃんが生まれてしまったら、四六時中、加害の恐怖と闘わねばならないのかと思うと、心身ともに疲弊することでしょうし、旦那さんも穏やかな私の態度を見て、私がそのような恐怖と闘っているとは思わないでしょう。具体的には、赤ちゃんが男の子だった場合は玉をハサミで切り取ってしまうとか、小さな腕を力任せにへし折ってしまうようなイメージがあります。あとはミルクに使う熱湯を頭からかけたり、小さな鼻の孔を塞いで窒息させてしまうような恐怖があります。それは偶然ではなく故意の行為で、母親である私は当然裁かれますが、裁かれる恐怖というよりも、ただ自分が小さなものに危害を加えてしまうのではないかという恐怖があります。もしも本当に2年後に結婚したのであれば、こんな心の内は旦那さんにも言えませんし、誰にも相談できません。私は20代の時は本当に結婚して子供も欲しかったので、夢を叶えるためにはまずは男探しですが、ふとこんなリアルな恐怖心が浮かび上がってきました。乳母のような女性が、四六時中私を見張っていてくれたり、或いは結婚してからも両親の近くに住み、自分の母親が私を監視してくれていたら安心できます。子育てを手伝ってほしいわけではなく、私が子供を虐待しないように、いつも傍で見守っていてほしいのです。私は子供の恐怖心を抱えたまま大人になってしまったようなものなので、もし恐怖と闘うのが嫌なのであれば、結婚しないとか、子供を作らないという選択肢はもちろんありますが、私は自分の子孫をこの世に残すのが夢だったのです。たとえ占いの言うことであろうとも、その夢が現実になる可能性があるのであれば、私はその可能性に賭けてみたい。恐怖心を、自分で乗り越えたいのです。私には4つ離れた弟がいますが、弟が生まれて赤ちゃんの時は、自分自身が加害してしまうという恐怖心はありませんでした。自分が小さな子供で、力も弱かったからだと思われます。子供の頃に怯えていた加害のイメージが、大人になってからは自分自身の加害の恐怖に変わるということは、私は女性だからそれが弱いでしょうけれど、体が大きく力も強い男性ならなおさら恐怖を感じることだと思います。まずは結婚相手がどのような人なのか、私の恐怖を受け止めて一緒に生きていける人なのか、そこが知りたいです。