すっかり暑くなりましたね。
今年は博多山笠を見に行きました♪


男気溢れる九州男児!

しかし山笠が終わり、暑さは増す一方ですね。

「三伏」と言って、最も暑さが厳しい時期を指す言葉があります。
陰陽五行学説由来の言葉だそうですが、日本の季語としても使われています。お手紙で「三伏の候…」と言う書き出しを目にしたことがありませんか?
ちなみに2016年の三伏は
初伏…7月17~26日、中伏…7月27日~8月15日、末伏…8月16日から25日。実はまだまだ序盤なのです…。

でも落胆しないでほしいです!!
この暑い時期が冬の持病(冷え症、気管支系の疾病)をケアするチャンスです!
中医学ではこれを「冬病夏治」と言い、字のごとく、冬の病は夏に治すと言う意味で、この時期に冬の持病の治療に取り組みます。夏に盛んな陽気を補い、寒の邪気を追い払おうと言うことです。

特に冬に不調がある方はこの時期の過ごし方は重要です。暑いからと言って冷たいものや冷やす働きのある食べ物だけを摂り続けると、寒気は残ったままで、(あんまり不摂生だとむしろ増えるかも?)、そのまま次の冬に持ち越してしまいます。

冷たいものを食べるときは、温かいものや温める働きのある食べ物も用意する
例…アイスクリームを食べた後は温かいお茶でほっと一息♪

冷やす働きのある食べ物を食べるときは、温める働きのある食べ物をプラスする
例…冬瓜スープに生姜をプラスする。

暑さでほてった身体をクールダウンしつつも、冷やしっぱなしではなく、その後は物理的に冷たいものを避けて常温のもの、温かいものを選んだり、温める働きのある食材を組み合わせたりして労りましょう。