海外の株式市場でも言えることだが,
一握りの半導体関連株が,
世界中のマネーを引き寄せ,
『株価指数』をブチ上げ,
“バブル”の様相を呈してきている.
確かに,
『半導体需要』や『業績見通し』等.
ファンダメンタル的な,
裏付けとなる『買材料』はあるけれど,
少し“やり過ぎ”のような気もする.
なんだか,
2000年前後に起こった,
『ITバブル』
を思い出す.
その頃も,
『一握りの銘柄』だけがブチ上がり,
大多数の『その他の銘柄』は,
蚊帳の外.
と言うか,
“まだ”バブル経済崩壊後の株価低迷.
が続いていた.
“まだまだ”上昇していくと思われる,
株式市場だが,
『最悪なシナリオ』も
あえて考えてみる.
株式市場の売買手口を見ると,
4月に入ってから,
『海外投資家』の
(日経平均株価60,000円突破の原動力となった)
爆買いは,
4月第4週に入って,
落ち着いてきている.
と言っても,
“まだ”8,000億円以上の買越し!
4月に新規に買って来る,
と期待された『法人』は
“まだ”目立った売買はやっていない.
3月の軟調時に,
『押し目買い』に徹した『個人』は,
4月第1週から第2週は,
『利食い売り(売越し)』に徹したが,
第3週から“もう”買越しに転じた.
まとめると,
4月は,
『海外投資家』は“まだ”爆買いを続け,
『個人』は“もう”打診買いを始めており,
『法人』は“まだ”様子見.
と言ったところか.
『個人』や『法人』から見れば,
株式市場を取り巻く環境が,
一向に良くならない状況で,
4月の『海外投資家』の爆買いは,
なんとなく怪しく目に映っていた.
かも知れない….
株価指数をブチ上げて,
『買い』を煽りに煽りまくって,
自分たちは去って(売って)いく.
去って(売って)行くだけなら,
“まだ”しもで,
『売り仕掛け』で,
高値掴みの投資家を,
一網打尽にするからたちが悪い.
そして安くなったら,
買い戻す.
一粒で二度おいしい戦略だが,
個人投資家から見れば,
『往復ビンタ』で,
今まで幾度となく繰り返され,
“もう”見慣れた光景でもある.
だから,
これから起こり得る最悪のシナリオは,
今起こっている上昇が,
“バブルだった”と分かること.
『半導体バブル』の終わりの始まり.
のシナリオ.
具体的には,
決算発表が一巡する頃(5月中旬)に,
良好な決算見通しを手掛かりに,
『個人』や『法人』が,
新規に(本格的に)
買い出動した時.
満を持して,
『海外投資家』が売って来る.
もし,
『法人』・『個人』の買いが一巡した後,
(買需要がなくなった後),
何らかの“キッカケ”で,
(信用買い残がパンパンに膨れ上がった状態で),
『海外投資家』が,
『売り仕掛け』でもしようものなら….
最悪の場合,
『山高ければ谷深し』で,
(個人投資家の投げ売りが誘発される場合),
10,000~15,000円程度の調整は,
余儀なくされるかもしれない.
と言っても,
“まだ”日経平均株価45,000円程度で,
高市内閣が誕生した頃の株価である.
実際に最悪のシナリオになるのは,
6月以降の話で,
その可能性は非常に低い.
と思う.