逆転合格ラボ24のスタッフブログ ~数理科学の側面から~

逆転合格ラボ24のスタッフブログ ~数理科学の側面から~

数理科学の側面から大学受験を分析します.
効率的な勉強法や参考書・問題集
その他色々なものを紹介して,自分なりの見解を述べます.

Amebaでブログを始めよう!

今回,高校2年生(偏差値50そこそこ)から,一流大学(偏差値60以上)に合格するために,具体的な,英語と数学の勉強方法を述べてきました.

 

特に英語と数学は,一流大学の合格ラインに達するまでに,偏差値50そこそこからだと,やるべきことが沢山あり,勉強時間もかなり掛かってしまうと思われます.

 

ですから,しっかりと計画を立てて,高校2年生から『受験基礎学力』を固めていく.これが我々の戦略となります.

 

 

 

ここで受験基礎学力を固めるとは,

 

数学は,数学的な『概念』部分から理解していき,数ⅠA・ⅡBの,問題の解き方・アプローチ法(方法論)をインプットして,学校で配られている問題集レベルが解けるように(アウトプットすることができるように)なる状態です.

 

英語は,一流大学レベルの長文を読んでいくために必要な語彙力・文法力・構文力を身に付け(インプットし),かつ,初級レベルの英文が,インプットしたことをアウトプットしながら読めるようになる状態です.要するに,覚えたことが使え,初級レベルの英文が読めるようになる状態です.

 

英作文は,構文暗記までを受験基礎学力としています.

 

 

 

そして高校3年生からは,

 

数学は,実践問題でより高いレベルの思考力・判断力を身に付け,夏休み以降,個別大学対策(赤本・過去問トレーニング).

 

英語は,初級レベルの英文から,一流大学出題レベルの英文を読み込んでいき,同じように,夏休み以降,個別大学対策(赤本・過去問レーニング).

 

英作文は,実際に英作文を書き,添削してもらいながら,より精度の高い英作文が書けるようになるトレーニングをすることです.

 

 

 

 

気になる『勉強時間』は,

 

この仕事をやっていて,よく聞かれる質問が,『○○大学に受かるには,一日どれくらい勉強すればいいですか?』,ですが,

 

一概にこれに対する明確な答えはありません.

 

勿論,正しい勉強のやり方で,自分に適していると思われる勉強のやり方で,勉強時間は多ければ多いに越したことはありませんが….

 

 

 

ただ,大学受験は高校受験と違い,パターン認識的な勉強法ではなく,思考力・判断力・表現力を高めていく勉強法となりますので…,

 

パターン認識的な勉強法は,覚えることが主体で,受身がちになり,退屈ですが…,

 

思考力・判断力・表現力を高めていく勉強法は,能動的な勉強法なので…,

 

特に,自分がインプットした『方法論』が,実践問題で使えた(アウトプットできた)時は,楽しく感じるものです.

 

そして勉強が楽しく感じた時に,一流大学の合格ラインが見えてくるものなのです.

 

そして,『方法論』が使えるようになると,飛躍的に成績も上がるものなのです.

 

これが高校2年生(偏差値50そこそこ)から,一流大学(偏差値60以上)に合格するための『コツ』とも言えるでしょう.

 

 

 

 

 

また,機会があれば『勉強方法』を考えていきたいと思います.