ここのところ何年もポジティブ思考みたいなものが
流行っているので、ネガティヴな気分になると逆に
罪悪感を持ってしまう人も出てきています。
いつでも、どこでも元気で笑顔でいなければという意識が
そんな罪悪感を生み出します。
でも、だいたいの人が実は頑張り過ぎなんです。
本当はそんなに頑張らなくっていい
でも、頑張っている人は自分が頑張っているって気づかない。
1週間の予定をたてなくちゃ
あの資格のために勉強しなければ
今日は気分がしんどいけど笑顔、笑顔
病気でもそんなこと気にしていたら暗いと思われる
時々、生きるのも辛いけど、誰にも言えない
亡くなったロビン・ウィリアムズ氏も極度の鬱から脱却しようと
よきカウンセラーを探していたけれど、見つからなかった
ようですね。
人知れず苦しんでいる人、そして救われない人は
世の中にはたくさんいる
だったら、せめて自分だけでも自分の愚痴を聴いてあげる
ことって、こんな時、すごく大事なことになります。
思いきり、
辛い!!!ことを言葉にしてみてください。
泣いても叫んでもいいんですよ。
本当のこと、本当に辛いということを自分の口から
自分の耳に聴かせてあげてください。
自分の心に聴かせてあげてください。
心のストッパーを全部とっぱらって、本当のことを
口にしてみてください。
きっと、何かが変わるはずです。
本当の愚痴は人には聞かせないものです。
自分に聴かせて、自分を知るだけ。
それが人への、そして自分へのやさしさです