ご存知ですか?温泉での正しい水分補給法 | 水素イオンのブログ

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水素水と健康に関するお話をアップしています。

「立春」を迎えると暦の上ではもう「春」ということになりますが、まだまだ寒い日が続きます。

そろそろ、暖かな春の陽射が恋しくなる時期ではないでしょうか?

さて、寒い季節の楽しみといえば、やはり温泉。

熱いお湯にじっくりと浸かり、冷え切った身体を芯から温める・・・。

心身ともにリラックスする、至福の瞬間があります。

ところで、皆さんは温泉での水分補給はどのようになさっているでしょうか?

温泉での水分補給はどうしてもおろそかにされがちなのですが、正しい方法を心得ておくだけで温泉場での
予期せぬトラブルを簡単に回避することが出来ます。

「温泉といえば、湯上がりのビールが最高!」という方も、ぜひ今一度、適切な水分補給の意義とその方法に注目しておきましょう。



水素イオンのブログ 【なぜ、温泉での水分補給が重要なのか】


通常、人の身体は入浴によって300~500ml程度の発汗をします。

「汗をかく」ということは「体内の水分が失われる」ことを意味しますが、その影響を最も受けやすいのが血液であると言われています。

つまり、温泉で汗をかくことで体内の血液粘度が高められ、加えて血圧が急激に上昇することで血管が詰まったり損傷しやすくなったりしてしまうのです。

とりわけ入浴する湯の温度が高いほど、そして高血圧気味な方ほど深刻な事態につながりやすいのですが、ひどい場合には脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすこともあります。

温泉での水分補給は、入浴に際しての体内変化を和らげ、あらゆるトラブルを回避するための唯一の手段であると言われています。

適切なタイミングで適度な水分を摂取することで、血液濃度を正常な状態に保つ他、体温調整にも大いに役立つのです。



水素イオンのブログ 【温泉での正しい水分補給】



よく「入浴後には水分補給」という方がいらっしゃいますが、これだけでは十分ではありません。

確かに、入浴後(すなわち、発汗後)に水分を補給するのは大切なことなのですが、意外にも「入浴前の水1杯」も同じくらい重要です。

あらかじめ体内に十分な水分を入れておくことで、入浴中の発汗にも身体が十分に対応できるようになります。

こうすることで、血液のドロドロ化を未然に防ぐことが可能となるのです。

これは以前ご紹介した通り、スポーツ前の水分補給が重要であるのと同じことですね。

そして、もちろん湯上がりの水分補給も忘れずに。

その際、一気に飲み干すのではなく、コップ1杯の水を5分程度かけてゆっくりと身体に浸透させていくイメージで、体内に取り入れていきましょう。

こうすることにより、入浴によって変化した体温や血圧を自然にクールダウンさせてくれるのです。

温泉での水分補給には、やはり水が最適。

アルコールや糖分が含まれた飲料は、かえって身体に負担をかけてしまう原因にもなりかねません。

また、体内をクリーンにしてくれる水素水は、水分補給と体内正常化の両方に効果があるのでお薦めですよ。



寒い季節の醍醐味のひとつ、「温泉巡り」。

水分補給の正しいやり方を知り、より一層健康的に楽しまれてくださいね!