米カリフォルニア州サンノゼ本拠の大麻のマーケットプレイス企業「Caliva」は1月24日、7500万ドル(約82億円)の資金調達を実施したと発表。

出資元には米ヤフーでCEOを務めたキャロル・バーツと、NFL界レジェンドと呼ばれるジョー・モンタナらが名を連ねているといいます。

そこまで魅力的な大麻産業!今回の出資に至ったきっかけとはなんだったのでしょうか?!

Calivaは調達資金で、嗜好目的の大麻製品の増産を進めていく予定とのこと。

同社は、Vape吸引用の大麻カートリッジや、大麻入り清涼飲料水、鎮痛作用を持つ大麻オイル等を販売している会社です。

2015年に設立し、大麻の栽培から製品化、小売り、宅配までを手がける企業で、サンノゼに店舗を構え、シリコンバレーの北のブリズベンに流通センターがあります。

400名以上を雇用し、宅配ドライバー健康カウンセラー栽培専門のスタッフを抱えています。

CEOのDennis OMalley広告業界での知識を活かし、ブランド認知度を加速させてきました。「私たちはこの分野で最も信頼できる企業として、Calivaのブランドを築いてきた」と彼はフォーブスの取材に応えています。

カリフォルニア州では2018年、大麻販売に関する法規制厳格化され、店頭に並ぶ大麻は全て、専門機関の品質検査に合格することが求めらるようになっています。

このため、州の大麻関連の市場規模は17%縮小。しかし、そんな状況でもCalivaは昨年、350%の売上成長率を達成できたといいます。


OMalleyは今回調達した資金で、新たに5店舗を開設し製品ラインを拡大させる意向です。「今後はウェルネス系の製品にもラインアップを広げ、不眠改善するプロダクトなどもリリースしていく」と彼は話しています。

米ヤフーCEO2011年まで務めたキャロル・バーツは、大麻クリームが痛みを和らげる作用を持つことを実感した後、Calivaの拠点を見学に訪れたそう。そして、マネージメントやオペレーションのスタイルに感銘を受けて、出資を決めたといいます。

「私は大麻産業そのものを魅力的な投資対象と考えた訳ではない。Calivaは今後巨大な成長が見込める業界を、リードしていく企業だ」と彼女は述べています。

バーツは今後、Calivaの役員会に加わり、大麻に対する世間の誤った偏見を取り除きつつ、マーケティングを進めていくという。

大麻販売店に立ち入ることには抵抗感があるが、プロダクトを試してみたいと願う人々も多い。ソーシャルメディアを活用したマーケティングなどを通じ、健康に役立つプロダクトの普及を促進させていきたい」と バーツは話しています。

これは日本も同じ偏見を持つ傾向にあるので、いまだに「CBDは合法ですか?」と問われることが数多くあります。

そういった偏見を取り除きつつ副作用のない自然治癒方法を広めていきたいです。

大麻やCBDに関して、厚労省の回答もいただいてますのでご不明点や質問がある方はお気軽にお問い合わせくださいね!!


via real cannabis magazine
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