閲覧ありがとうございます、
自然なくらし研究所の湯木です。
前回は、PC(パソコン)を選ぶときに、
化学物質削減の観点から
製品情報をチェックするポイントを
紹介しました。
揮発する化学物質の削減を考えましょう。
本日は、水曜回の続きです。
水道水には、法で定められた値以上に
残留塩素が含まれるので、浄水器の使用を
お勧めします。
井戸や河川から汲み上げた水については、
個人の責任で塩素を入れないとしても、
微生物や細菌対策としての浄水器の使用が有効です。
塩素は、飲めば口腔や喉の痛み、下痢、腹痛、
嘔吐がみられるなど、有害な化学物質です。
塩素(Cl)だけでなく、臭素(Br)や
フッ素(F)などに、有害な化合物
トリハロメタンの原因があります。
臭素は、殺菌剤ですから、塩素の代替ですね。
フッ素は、常温では気体なので、
正確には化合物のフッ化物が問題です。
毒性を考えれば、塩素、臭素と同じように
殺菌のジャンルでしょう。
生き物への影響は、菌を殺すのですから、
特に敏感な方は有害性に要注意です。
浄水器のフィルターで除去が謳われる物質は、
最少でも、雑菌、赤サビ、塩素と
トリハロメタンについてはターゲットです。
設置個所は、飲料用として台所、
髪や肌用としてシャワーヘッドとなり、
形状も異なります。
飲料用として台所、
髪や肌用としてシャワーヘッドとなり、
浄水器の形状も異なるわけです。
飲料用ではないシャワーヘッドについては、
塩素(と、その化合物であるトリハロメタン)
の除去を推進するものです。
フィルターを通してろ過するタイプと、
アスコルビン酸と塩素を結合させ除去する
化学変化を用いたタイプがあります。
各浄水器の実用的な特徴は、
フィルターの膜の仕組みと層数の違いです。
注意点としては、活水器という
浄水とは似て非なるジャンルもあることです。
.....次週に続きます。
次回は、化学物質削減の観点から
マイクロプラスチックについてのお話です。
前回、求人情報について募集しました。
ご興味のある方はどうぞ、ご連絡のほど
よろしくお願いいたします。