閲覧ありがとうございます、
自然なくらし研究所の湯木です。
着目すれば電磁波の悪影響を減らせるが、
低周波は骨伝導で知覚されるので、発生源を
絶たない限り影響は続くと紹介しました。
本日は火曜回の続きです。
PC(パソコン)はVOCの値に着目すれば
化学物質の揮発を抑えることができる
と紹介しました。
PCおよびタブレット端末については、
各社がVOCガイドラインの基準に沿った
製品の販売に努めています。
環境負荷を低減させる努力は他にも様々あり、
各社で取り組みが見られます。
たとえば富士通では、VOCのほかに
J-Mossグリーンマーク
RoHS指令
大豆インキ使用包装箱/マニュアル
再生プラスチック採用が謳われています。
RoHS指令は、
Restriction of the use of certain Hazardous
Substances in electrical and electronic
equipmentの略です。
電気・電子機器に含まれる有害物質の使用制限
ということです。
具体的には、
鉛、六価クロム、水銀、カドミウム、
PBB(ポリ臭化ビフェニル)、
PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)の
6物質が、最初の規制対象でした。
現在は改正されて
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)、
フタル酸ジブチル(DBP)、
フタル酸ベンジルブチル(BBP)、
フタル酸ジイソブチル(DIBP)を加えた
10物質です。
改正は2019年7月22日ですから、
前後で揮発物質の量に差があるということ
になりますので、購入時に確認が必要でしょう。
キーボードなどに使われているプラスチック系の
揮発量低下に期待して古いものを
買い求めるケースがあり得ると思いますが、
稼働時の揮発物質のことを加味して総合的に
選ぶことが大切です。
他には......次週に続きます。
明日は、自然なくらしにおける
飲料水についてのお話です。
先月の記事では、求人情報について募集しました。
ご興味のある方はどうぞ、ご連絡のほど
よろしくお願いいたします。