『てのひら怪談』

加門七海・福澤徹三・東 雅夫[編]

(2007.02.06/ポプラ社)


『てのひら怪談』


  占い師曰く、には

人の営みのすべてが映し出されるという。

そこには幸福があり不幸があり、

感情のすべてがあり、

がある。


てのひら」には運命が刻まれている━─。


    ビーケーワン怪談大賞傑作選


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(2/13)


実話なのかフィクションなのか、分からない作品もあって

けっこう怖かったです。


私も学生のころ、友人2人が放課後に「こっくりさん」をやると

言っていたので面白そうだなぁと思ってそばで見ていました。


あまり覚えていませんが、たしか机の上に、

あ行~わ行まで書いた紙を置いて2人で鉛筆をもち、

「こっくりさん、こっくりさん。」と呼んでいました。


その頃は、怪談といっても学校の七不思議ぐらいしか知らなくて、

だけど、あまり信じてませんでした。


半信半疑でワクワクしながら見ていたんですが、

スーっと動く鉛筆が不思議で、2人でなにげなく

動かしてるんじゃないの?って思ってました(笑)


友人は、”好きな人に恋人はいるか?”とか”好きな異性はいるか?”とか

聞いていて、「他に聞きたいことある?」と聞かれたので

”私の好きな人は誰でしょう?”と、たしか・・・聞いた気がする(笑)


「こっくりさん」は、ぐるぐるしてました(笑)


あと、社会人1年目のときに会社の寮に住んでいたんですが

私の隣の202号室に女性の霊が出るとかでお風呂に入ってると

視線を感じるとか、先輩が言ってました。


でも、私は全く霊感がなくてあまり気にしていなかったんですが、

というか、自分のことで精いっぱいで

仕事で失敗しては、よく泣いてました。


ある夜、金縛り・・・

というか、誰かが私のお腹か胸辺りに座っているような

重さを感じて、”あれ?”とか思ったんですが眠たかったので

”邪魔だ!!どけっ!!”と心の中で叫んだら

スーっといなくなり、それ以降はなくなりました。


”眠たいんだから邪魔するな!!ボケー”って

感じだった気がする(笑)


そーいう不思議な体験は、2・3度あります。


怖い夢は、けっこう引きずりますが、

心霊的なものはあまり気にしない人です(笑)