『てのひら怪談』
加門七海・福澤徹三・東 雅夫[編]
(2007.02.06/ポプラ社)
占い師曰く、掌には
人の営みのすべてが映し出されるという。
そこには幸福があり不幸があり、
感情のすべてがあり、
生と死がある。
「てのひら」には運命が刻まれている━─。
ビーケーワン怪談大賞傑作選
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実話なのかフィクションなのか、分からない作品もあって
けっこう怖かったです。
私も学生のころ、友人2人が放課後に「こっくりさん」をやると
言っていたので面白そうだなぁと思ってそばで見ていました。
あまり覚えていませんが、たしか机の上に、
あ行~わ行まで書いた紙を置いて2人で鉛筆をもち、
「こっくりさん、こっくりさん。」と呼んでいました。
その頃は、怪談といっても学校の七不思議ぐらいしか知らなくて、
だけど、あまり信じてませんでした。
半信半疑でワクワクしながら見ていたんですが、
スーっと動く鉛筆が不思議で、2人でなにげなく
動かしてるんじゃないの?って思ってました(笑)
友人は、”好きな人に恋人はいるか?”とか”好きな異性はいるか?”とか
聞いていて、「他に聞きたいことある?」と聞かれたので
”私の好きな人は誰でしょう?”と、たしか・・・聞いた気がする(笑)
「こっくりさん」は、ぐるぐるしてました(笑)
あと、社会人1年目のときに会社の寮に住んでいたんですが
私の隣の202号室に女性の霊が出るとかでお風呂に入ってると
視線を感じるとか、先輩が言ってました。
でも、私は全く霊感がなくてあまり気にしていなかったんですが、
というか、自分のことで精いっぱいで
仕事で失敗しては、よく泣いてました。
ある夜、金縛り・・・
というか、誰かが私のお腹か胸辺りに座っているような
重さを感じて、”あれ?”とか思ったんですが眠たかったので
”邪魔だ!!どけっ!!”と心の中で叫んだら
スーっといなくなり、それ以降はなくなりました。
”眠たいんだから邪魔するな!!ボケー”って
感じだった気がする(笑)
そーいう不思議な体験は、2・3度あります。
怖い夢は、けっこう引きずりますが、
心霊的なものはあまり気にしない人です(笑)