『残虐記』 『残虐記』 桐野夏生 (2004.02.25/新潮社) 誘拐。監禁。 謎の一年間。 そして、25年後の「真実」。 暗くて狭いアパートの一室。 汚れた作業着の若い男。女の子が一人━─。 失踪した作家が残した原稿。 そこには、25年前の少女誘拐・監禁事件の、 自分が被害者であったという 驚くべき事実が記してあった。 奔流のようにあふれ出した記憶。 誘拐犯と被害者だけが知る「真実」とは━─。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ (10/26~27)