『鬼に喰われた女 今昔千年物語』

坂東眞砂子

(2006.10.26/集英社)




血と官能の匂い――。


漆黒の闇の中、鬼が嗤い、女たちは官能に身を震わせる。

あやしのものどもが跳梁し、死は足下に口を開けて待つ。


千年の時を経て蘇る、鬼と呼ばれた女たち。


孤高の異才が捉えなおす新しい今昔物語。


表題作「鬼に喰われた女」他9篇。


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(10/01~16)