『溝鼠 最終章』

新堂冬樹

(2013.01.31/徳間書店)


『溝鼠 最終章』


姑息、卑怯、下劣、守銭奴、変態、悪魔・・・・・・

どんな罵倒もこの男の前では褒め言葉に過ぎない。



信じられるのはカネと自分だけ。

そのためには実父・源治の息の根を止め、姉すら見殺しにした。


溝鼠と呼ばれる男の名は鷹場英一。


そんな英一の命を狙う男が現れた。

腹違いの弟・慎吾だ。

源治の仇を討つため、慎吾は英一をハメる。

英一は強力な助っ人を呼んで対抗。

慎吾も切り札を繰り出す。


四転五転する二人の形勢。

最終ページで生き残ったのは!?


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(01/31~02/01)


『溝鼠』最終章です。


最初は、どんな展開になるだろうと期待感いっぱいだったんですが

なんか、イマイチでした。


ターゲットが仲間割れですぐに殺されちゃったり

ゲイやらホモやら出てきて正直つまんなかったです。


クリス松村さん可哀想・・・とか思ってしまった(笑)


でも、筋肉隆々でピンクのタンクトップきたゲイとか

想像するだけでも嫌だわ。


クリスが殺されちゃったとき

ワニの世話は誰がするんだろう・・・放置?とか思った。


みんな死ぬの早すぎ!!


幼少期の英一が可愛かったです。

子供時代は純粋で素直な子だったんだなぁとしみじみ。


『毒蟲vs.溝鼠』編が、怖くて何度も中断しながら読んだほど

拷門もひどくて残酷でしたね。


慎吾に期待してたんですけど、

終始おとなしめでもっと荒々しい感情とかほしかったです。


前作に比べて、あまり激しい部分がなくて

ちょっと残念でした。