『孤独でも生きられる』
曽野綾子
(2006.01.01/イースト・プレス)
いまのあなたに
必要な言葉が、
きっと見つかります。
ページを開くごと救われていく、
言葉の処方箋。
身近な人とのトラブル、
個人と組織の矛盾、
老いや病いの苦しみ、そして死、
こうした、誰もが直面する、
人生の問題にどのように立ち向かい、
人は、いかに孤独を生きればいいのか。
孤高の小説家からの強く生きるためのメッセージ。
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(10月26日)
これは、先週、手術前の日に借りてきたものです。
そのときは、ひたすら孤独で
心のうちを誰にも話せずに泣いてばかりいました。
そんなときに見つけた1冊です。
”弱さを自覚する時に、初めて人間は、
強くなる方法を見つけるのである。”
”自分で職場を選んで契約したなら、
その間だけは会社に時間を売り渡しているんですから
忠誠を尽くす。
嫌々働いているとしたら、それは月給泥棒です。
仕事がつまらないのなら契約を解いて、
自分が楽しく働けるところに行くべきです。”
”人を非難したり、恨んだり、謝らせようとしたり、
差別したりするというのは、
自分の人生が失敗だった人のすることである。”
”逆境は、反面教師以上にすばらしいものである。
しかし逆境を作為的に作るわけにはいかない。
だから多少の不便や不遇が自然に発生した時に、
私たちはそれを好機と思い、
運命が与えてくれた贈り物と感謝し、
むしろ最大限に利用することを考えるべきなのである。
なかなか思い通りに進まない毎日に
嫌気がさして怠けちゃうときもあるけど
負けそうになったら、この言葉を思い出して
頑張ろうと思います。。。