『養老孟司の旅する脳』

養老孟司

(2009.03.26/小学館)



Clover-養老孟司の旅する脳



旅と脳の深い関係から虫捕りの効能まで


1分で ”養老哲学” がわかる

ワンショット・エッセイ


こんな時代だから読みたい!! 

軽妙かつ深イイ話


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(10月26日)


養老孟司さん、

名前だけはなんとなく知ってましたが

何をされてる方なのかまでは、まったく知りませんでした。


そういえば「バカの壁」の方でしたね。。。

この本が出たとき

”あっいいな。読みたいな。”と思ってたことを今思い出しました。

何年前なんでしょう???(笑)


「人はなぜ旅に出るのか」から始まり

「自分の考えを伝える ”わかる言葉” とは」

「外国語は下手なほうがわかり合える?」など

私の大好きな項目が目白押し!!


堅苦しい哲学論とか人生論とか

嫌いだけど

養老さんのこの本はすぐ好きになりました。


短い文章のなかにはっきりとした

個人の意見があって

しかも結論は簡潔!!


「外国語は下手なほうがわかり合える?」では

外国語を上手く話せたとしても、

文化や習慣、言葉の言い回しみたいなことも

重要で本当にお互いにわかり合える関係は難しいということ。


純粋に "なるほどなぁ・・・” と考えさせられた。


あと、本はただの暇つぶしの道具であって

大事にはしないらしく

読みたい量だけ破って持参するって

”すごい人だなあ・・・” と。

”装丁とか関係ないんだなぁ・・・” と思った。。。


後半、虫好きのただのおじさんっていう感じ

だったけど・・・(笑)