『十人の戒められた奇妙な人々』

倉阪鬼一郎

(2004.07.26/集英社)


CLOVER


戒律守りますか?

人間やめますか?


たったひとつの戒律で、

”心の平安”を得られるはずだった十人。


ここにしかない奇妙な味、

ブラックな笑いと恐怖の全十話!


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(4/1~4)


今年に入ってから初です(笑)はい。


かなりご無沙汰でしたね。

読むと早いんですけど・・・、図書館に行くまでが

長いんですよね・・・。

なかなか時間も取れなくて、、、。


ブログもなんだかダラダラになってきて

ネタもないのに書くのもいかんなぁ・・・と。


まっ言い訳は、このへんにしといて感想書きます。


表紙からしてホラー系なんだろうなぁと興味をもって

借りてきました。

もう、8年前に出版されてたんですね。


第十宗教哲学研究会が舞台のお話です。


第十宗教哲学研究会とは、

あらゆる哲学と宗教を止揚とした存在。

原点に戻り、世界を変容させるために会員には、

そえぞれの十戒が授けられる。


その戒律を守っていさえすれば

やがて至高の存在になれるという、、、。


最初は、なんでそんな簡単に洗脳されちゃうわけ?!って

思ってたけど、黒幕がちゃんといたんですね。


最後は、なんか単純でした。

ホラー系というよりオカルト系。。。


「ヴィーナスは歌う」で1+1=1になった結末が

悲惨でしたね。


そういうことかぁって、

なんだか嫌な気分になった。


モーゼの十戒というより

すべてはゲーテにつながってたんですね。