『世界の終わり』
宮崎誉子
(2002.07.31/リトル・モア)
生きるってナンダロウ?
ナンダロウって疑問はナンダロウ?
希望と絶望は紙一重。
秘かに、心の中に革命を感じる。
なにげない日常に起きる、なにげなくない出来事の数々。
ミッシェル・ガン・エレファントのCDをくれた友人が
自殺することから始まる「世界の終わり」、
岡崎京子の名作『PINK』にオマージュを捧げた
「スモーキン・ピンク」など
「ストーリーノベル大賞」受賞作家の、初小説集。
受賞作『世界の終わり』他、全四篇を収録。
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(05/30~31)
すごくテンポのよいスピード感のある作品。
「世界の終わり」では、自動車教習所での
「OD式安全性テスト診断書」ですべてにおいて
”注意が必要”としつこく書いてあって面白かった。
しかも、当たってるところがすごい。
そこまで言われたら車の免許取りたくなくなるよね。
「スモーキン・ピンク」では、
「無表情な小学生は表現する」で、
どもりながら話す客のマネして話すセリフが
めちゃくちゃ面白かった。
完全にナメてる(笑)
私も佐藤真吾くんに賞状をあげたい(笑)
「ライム☆スター」では、doubleが出てきた!!
Doubleいいよね。
お姉さんと一緒にやってたときからのファン。
まさに、クイーン オブ R&Bだよ!!
黒江さんは、裏表ないし、はっきりしてて面白いし
こういう人大好き。
私は、人見知りしちゃうからこういう人にめっちゃ憧れる。
誰とでも話せるようになりたいけど、なかなか壁が
乗り越えられぬ・・・。
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今月は、たくさん読んだ気がする。
また、いい作品に出会えますように。