『シュガー&スパイス』
野中 柊
(2009.10.31/角川書店)
恋とお菓子は、どこか似ている-
ケーキがなによりも大好き!
洋菓子店パティスリー・ルージュに職を得た晴香、21歳。
天才パティシエ・柳原雅也のもとで、
見習い仲間・近藤くんと共に修業に励む日々。
謎めいた過去を持つ柳原さんへの憧れとも
恋ともつかない想いと、店のオーナーで
女優の紅子に対するかすかな嫉妬に揺れるが―
紅子の前にフランス人の元彼が現れたことで、
平和なパティスリーに波乱の予感!?
ユニークなキャラクターたちとゴージャスなお菓子の
数々に彩られた新米パティシエの日常(←意外と肉体労働!)を、
とびきりスイート&コミカルに描き出す、恋とお仕事の物語。
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(2/16~22)
とっても甘くてステキなお話でした
たくさんお菓子の名前が出てきて、甘いもの好きには
たまらない一冊なんじゃないでしょうか?
あんまり甘いものが食べられない私もつい食べたいなって
思ってしまったくらいでした。
マシュマロも晴香も失恋してしまったけど
また新しい恋も見つかって、柳原さんの過去や紅子との出会い、
フランス人映画監督との三角関係も面白いです。
野中さんの作品は、さわやかで切なさもあって
とても読みやすくて大好きです
以前、読んだ「きみの歌が聞きたい」も
三角関係の切ない恋を描いてましたが、すごくさわやかでした。
この作品をきっかけに野中さんの大ファンになりました☆