『鉄鼠の檻』 (四)
京極夏彦
(2005.11.15/講談社)
「ああ云う場所はもう-これから先は
なくなってしまうのだろうな」。
京極堂は最後に独り言ちた。
多くの仏弟子を次々に魔鏡へと拉し去った妄念の寺が
紅蓮の炎に包まれたとき、燃え落ちていく憑物の意外な
正体が明らかになる。
世界ミステリ史上もっとも驚くべき動機と犯人像を
呈示した傑作、ここに完結。
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(12/29~30)
一気に読みました。
犯人は、貫首だと思ってました。
でも、まさか好好爺だったとは・・・。
意外でした。貫首と哲童が共犯だとばかり・・・。
近親相姦がでてきたのは、ちょっと驚きました。
鈴は、完全に鈴子と菅野博行の子だと思ってたので。
公案も難しい。
全然理解できませんでした。