『ターゴの涙』

早坂真紀[作]/大庭堅哉[絵]

(2004年/光文社)



そろそろ最後の恋がしたい



誇りを捨て卑しさを拾うべきか


-内田康夫氏 推薦!


裏切られても哀しいまでに人を信じ、

誇りを忘れなかった子犬の物語。


僕たちが常に立たされる選択の岐路で、

ターゴは崇高な道を選んだ。

この小さな物語は人間としていかに生きるべきかを

問いかけてくる。

社会の冷酷さと優しさの狭間で揺れながら、

遠い祖先から受け継いだ血が、

ターゴに悲しい道を歩ませた。