『ほしい あいたい すき いれて』

南 綾子

(2007年/新潮社)



そろそろ最後の恋がしたい


あたしは明日、風俗嬢になる。

一年後には

何になっているのだろう。


せつない気持ちが爆発する、

官能度200%の恋愛小説。


第4回「R-18文学賞」大賞受賞作を

収録したデビュー作。


どうして男って、付き合い始めると、

あたしに風俗をやれと迫るのだろう。

24歳の今まで一度も男が切れたことはない、

けれどいつもおんなじ。

今の彼は怠け者だけど、別れたくない。

なのに・・・・・・どうしても、やらなきゃだめなの?

(本文より)