お見送り2
こんなエピソードをききました
もうほとんど口がきけなくなったお義父さんに、なにか言わせたくて、言葉が出ることを確認したくて、
母
「言ってみて、 『●●●●(お義父さんの名前)は、 △△△△(お義母さんの名前)を、 あいしてます」』」
父
「・・・・●●●●は、 △△△△を、 あいしてます」
母
「言えましたね。 じゃあ、△△△△は、 ●●●●を、 あいしてますよ」
父
「・・・・・・・ うれしい」
わたし(まだ)他人だけど、このはなしをお義母さんからきいて、ほんとうに泣けてきた
通夜で運び出すまでの1.5日ぐらいのあいだ、顔に白い布をかけることもせず、遺体置いてある部屋もあけっぱなしにして、
みんなでかわるがわる話しかけたり触ったり思い出話したりして過ごした
わたしは、結婚間に合わなくてごめんなさいを、何回も言いました

人はいつかぜったい死ぬそれはしょうがない、ということを前提にするならば、いい最期だったとおもう
8ヶ月前までは元気で勲章ももらってでっかいパーティーもして、その後だんだん具合が悪くなってでもそのおかげでお義母さんといままでないぐらい一緒にいる時間があって、
お義母さんも子どもたちも受け入れられないながらも徐々に気持ちの準備ができて、長患いしないでさっと逝く
わたしもあんなふうに、地に足のついた、心と体と愛のバランスのとれた生活がしたい
もうほとんど口がきけなくなったお義父さんに、なにか言わせたくて、言葉が出ることを確認したくて、
母
「言ってみて、 『●●●●(お義父さんの名前)は、 △△△△(お義母さんの名前)を、 あいしてます」』」
父
「・・・・●●●●は、 △△△△を、 あいしてます」
母
「言えましたね。 じゃあ、△△△△は、 ●●●●を、 あいしてますよ」
父
「・・・・・・・ うれしい」
わたし(まだ)他人だけど、このはなしをお義母さんからきいて、ほんとうに泣けてきた
通夜で運び出すまでの1.5日ぐらいのあいだ、顔に白い布をかけることもせず、遺体置いてある部屋もあけっぱなしにして、
みんなでかわるがわる話しかけたり触ったり思い出話したりして過ごした
わたしは、結婚間に合わなくてごめんなさいを、何回も言いました

人はいつかぜったい死ぬそれはしょうがない、ということを前提にするならば、いい最期だったとおもう
8ヶ月前までは元気で勲章ももらってでっかいパーティーもして、その後だんだん具合が悪くなってでもそのおかげでお義母さんといままでないぐらい一緒にいる時間があって、
お義母さんも子どもたちも受け入れられないながらも徐々に気持ちの準備ができて、長患いしないでさっと逝く
わたしもあんなふうに、地に足のついた、心と体と愛のバランスのとれた生活がしたい
お見送り
4回ぐらいしか会ったことなかったけど、大好きだった
思ったことをなんでもすぐ口に出しちゃうから、悪態もつくけど、「俺はお前に惚れとるけえ」とか、照れもせず言う人だったって
自分にも仕事にも家族にも自尊心があるから、あけっぱなし
みられても恥ずかしいことなんてないから、あけっぱなし
正式にはまだ家族じゃなかったけど、一緒に見送りができてよかった
好きなお酒でも飲みながら、これからわたしたちが結婚したり子ども育てたり仕事したりしてるの、みててください
じゃあまたね、お義父さん
思ったことをなんでもすぐ口に出しちゃうから、悪態もつくけど、「俺はお前に惚れとるけえ」とか、照れもせず言う人だったって
自分にも仕事にも家族にも自尊心があるから、あけっぱなし
みられても恥ずかしいことなんてないから、あけっぱなし
正式にはまだ家族じゃなかったけど、一緒に見送りができてよかった
好きなお酒でも飲みながら、これからわたしたちが結婚したり子ども育てたり仕事したりしてるの、みててください
じゃあまたね、お義父さん

