【名曲リレー18011】boy#3

■Poor Boy / Howlin’Wolf('71)

黒人ブルーズメンが息子世代のロック・ミュージシャンと共演する試みがこの時期いろいろありました。ハウリン・ウルフ(vo,harp)がストーンズのリズム隊ービル・ワイマン(b)とチャーリー・ワッツ(ds)、エリック・クラプトン(g)、スティーヴ・ウィンウッド(p)とセッションをした「London Howlin’Wolf Sessions」(Chess)からの”Poor Boy”。クラプトンが気心の知れた仲間と敬愛する先輩を前に熱のこもったプレイで答えます。

 

 

【名曲リレー1805】poor#2

■Poor Little Heartbreaker / Timebox('69)

パトゥーの前身となるタイムボックスのラストシングルが”Baked Jam Roll In Your Eye”('69)でこのB面が”Poor Little Heartbreaker”です。サイケ風味ですが疾走する感じは70'sロックテイストあります。メンバーはマイク・パトゥー(vo)、オリー・ハルソール(g)、ジョン・ハルジー(ds)、クライヴ・グリフィス(b)、ベイブ・ルースに参加するクライヴ・ホルムズ(kb)の5人で、ホルムズが辞め、Vertigoと契約しパトゥーと名乗るはこの後すぐです。

 

 

【名曲リレー1806】poor#3

■Poor Side Of Town / Johnny Rivers(’66)

ジョニー・リヴァースという人は、50'sから活動する白人ロックンローラーで60'sにはポップバラードを得意としたイメージあります。レッキング・クルーが参加したこの#1ヒットはストリングスが美しいミディアム調のバラード。コーラスでダーレン・ラヴらブロッサムズの面々が参加しています。

 

 

【名曲リレー1807】town#2

■Old Town / Phil Lynott(’82)

ついついリノットと呼んでしまうフィル・ライノットのセカンドソロ「The Phillip Lynott Album」からのシングル”Old Town”は、リジーとは別物のポップ曲。ゲイリー・ムーアの代役として日本公演もサポートしたウルトラヴォックスのミッジ・ユアがkbなどで大きく参加してます。歌はリジーなんですがちょっとポップすぎるわ。PVではタイトルにちなんでダブリンが映ります。レインボウ~ワイルド・ホーシズ(リジーのブライアン・ロバートソンがいた)のジミー・ベインとの共作曲です。イントロはバングルズの”Manic Monday”('84)に似てる

 

 

【名曲リレー1815】town#3

■Everybody's Out Of Town / B.J.Thomas(’70)

BJとバカラックの組み合わせは有名な”Raindrops Keep Fallin On My Head”がありますが、ノスタルジックな”アウト・オブ・タウン”もとても好きです。ただしBJの持ち味とはちょっと違うかもしれませんけど。