【名曲リレー1671】heart#3

■Hearts And Flowers / Ghost('70)

ゴーストという英サイケバンドの紅一点のシャーリー・ケント嬢。あまり知らないのですがゴーストは「When You're Dead - One Second」('70)をGeminiと言うマイナーレーベルから出した5人組。音はもっとヘヴィなサイケなのですが、”Hearts and Flowers”という気高く美しいフォーキーな曲が出色の出来です。このバンドの他の曲とはムードが違いますが…ゴーストのこのLPは、しかしアナログファンならそろえたい様なジャケであります。解散後ヴァージニア・トゥリーの名前でソロを出してた事もあったようです。

 

 

【名曲リレー1672】flower#2

■Don't Send Flowers / Sailor('80)

セイラーのラスト・アルバム「Dressed For Drowning」に入った紅一点のヴァージニア・デイヴィッドが歌うナンバーです。同じ時期のシーナ・イーストンのデビュー作でも取り上げられてました。線の細いヴァージニアの歌うこの曲は大好きなのです。作者はフィル・ピケットで、セイラー解散後の80'sにはカルチャー・クラブにも曲を書いてました。

 

 

【名曲リレー1673】flower#3

■Flowers Of The Night / Kantner Slick &Freiberg('73)

ジェファーソン・スターシップの前哨戦となったグレイス・スリック、ポール・カントナーそしてQMSのデイヴィッド・フライバーグの共作アルバム「Baron Von Toolbooth &Chrome Nun」は人体模型みたいなジャケットでずいぶん損をしてますが内容は素晴らしい(もう20年近く同じフリで文章書いてます)。ジャック・トレイラーやそのバンドにいたクレイグ・チャキーソ(g)、ジョニー・バーベイタ(ds)も加わってJSの骨組みがだいぶ出来上がっています。フライバーグのメロトロンも荘厳な”Flowers Of The Night”です。

 

 

【名曲リレー1674】night#2

■Night Flight / Led Zeppelin('75)

「Physical Graffiti」は寄せ集め的な色合いも濃い2枚組ですが”Night Flight”は、4枚目のアウトテイクで、ライヴで一度も演奏されておらずジミー・ペイジのgソロもないという一風変わった性格の1曲。主導となってるのはジョン・ポール・ジョーンズとのこと。イントロカッコイイ。

 

 

【名曲リレー1675】night#3

■Boogie Nights / Heatwave('76)

てっきり米ファンクだと思ってたらヒートウェイヴはロンドンで結成された模様(まあホット・チョコレートの例もあるし)。僕は洋ピン映画の世界を描いた同名映画の事を思い出します(ヘザー・グラハム萌え)。