【名曲リレー1581】shoot#3

■Shoot Out At The Fantasy Factory / Traffic('72)

ジャマイカで録音された「Shoot Out At The Fantasy Factory」はマッスル・ショールズの有名なスタジオ・ミュージシャンのデイヴィッド・フッド(b)とロジャー・ホーキンス(ds)更にバリー・ベケット(kb)をメンバーに加えたもので、この辺のスタジオ職人がヨーロッパツアーまで同行した(その模様は次のライヴ盤に)のは意外でした。そのタイトル曲は辛口のメロディーでざらついた質感があります。全編リーバップのpercとファズっぽいg(ウィンウッドが弾いてます)が耳に残ります。

 

 

【名曲リレー1582】fantasy#2

■Fantasy / Captain Beyond('77)

2枚をCapricornから出して解散したキャプテン・ビヨンドがvoをロッド・エヴァンスからウィリー・ダファーン(トランクというハードロックバンドにいた)に代え再結成リリースしたサードが「Dawn Explosion」('77)です。当時「ヤング・ジョッキー」で渋谷さんがかけた時、例によって情報らしきことはほとんど話さなかったと思います(エヴァンスがいないことさえも)。変則ビートのハードロックは相変わらずといったところ。

 

 

【名曲リレー1583】fantasy#3

■Rock And Roll Fantasy / Bad Company('79)

英米Swansongになったバッド・カンパニーの「Desolation Angel」からのリードシングルです。この頃はポール・ロジャースはg弾いて歌うのですね。サイモン・カークのシンセdsの音が80's近いなあと感じます。

 

 

【名曲リレー1584】rock&roll#2

■Mon Fils Ria Du Rock'N'Roll / Michel Berger('74)

ミッシェル・ベルジュの80'sのAtlantic作品はAORのくくりで日本でもCD化されたことがありますが、70'sの作品は全然無視されています。とはいっても僕もよくは知らないんですが。奥さんのフランス・ギャルがvoで参加したこの曲は「Chansons Pour Une Fan」('74)から。いい曲です。

 

 

【名曲リレー1585】rock&roll#3

■Rock And Roll Runaway / Ace(’74)

ウォーム・ダスト、ビーズ・メイク・ハニーらのメンバーが集まったエースは英Anchorからデビューしたパブ・ロック。グーゼンに”How Long”のヒットが出ましたがブリンズレーズの流れを汲んだカントリー風味のパブロック。ここからポール・キャラックが一躍有名になりました。