【名曲リレー1576】here#2
■Here Tonight / Gene Clark(’73)
ジーン・クラークの「White Light」に続くアルバム「Roadmaster」は確かオランダ原盤で発掘音源を集めた一種の編集ものでした。そこに入った”Here Tonight”は、リック・ロバーツをフィーチャーしたグラム後のフライング・ブリトウズをバックにした緩いカントリーロック。スニーキー・ピートの陽だまり的なsteelが心地いいです。
【名曲リレー1577】here#3
■Here Comes The Moon / George Harrison('79)
「慈愛の輝き」というよくわからん邦題で知られたDark Horse第2弾は「33&1/3」から久々のアルバム。前作リリース時は大騒ぎでしたが、時代も変わりジョージの音楽がメインストリームからややずれたところにあったためひっそりとリリースという印象あります。それもあって意外といいという印象があります。この曲は”Here Comes The Sun”のアンサーソングと言われてます。いいメロディです。
【名曲リレー1578】moon#2
■Spanish Moon / Robert Palmer('76)
日本デビューとなった「噂のロバート・パーマー」に入ったフィートのカヴァー。ヴィネガー・ジョー解散後現代的なファンクを構築してきたパーマーは、好んでフィートの作品をとりあげてきました。ここではローウェルの参加はありませんがポール・バレル、ビル・ペイン、リッチー・ヘイワードが参加。このトランプで負けた女性の服を脱がそうとするというジャケットは今なら問題になるかも(^^;
【名曲リレー1579】moon#3
■Shoot For The Moon / Gary Kuper('71)
ウッドストック(地名)系のsswとして紹介されたこともありますがほとんど無名のゲイリー・クーパーの71年の唯一作「Shoot For The Moon」(Polydor)のタイトル曲。ヴァン・モリソンがウッドストックで活動してた頃のジョン・プラタニア(g)やジェフ・レイブス(kb)が参加しています。弾き語りのこの曲は深く沁みるナンバー。CD化もされてるんで見つけたらぜひどうぞ。
【名曲リレー1580】shoot#2
■If You Weren't So Romantic I'll Shoot You / Derringer('78)
デリンジャー末期のこのアルバム妙に好きなのです。ハードロックだけでなく甘くポップな曲があるというのも見逃せません。”If You Weren't So Romantic I'll Shoot You”はタイトル曲で、アルバム邦題は「ロマンティック・シューター」だった記憶。これでデリンジャーとしての活動は終わりですが、マイロン・グロムバッカー(ds)はパット・ベネターのバンドへ、ケニー・アーロンソン(b)は、HSAS(ヘイガー・ショーン・アーロンソン・シュリーヴ)へ。リック・デリンジャーはソロになります。