【名曲リレー1561】kid#2

■Kid / The Pretenders('79)

プリテンダーズのセカンド・シングルでクリス・トーマスがprod。僕はラジオで聞いたこの曲のバリトンgが60'sっぽくてすっかり気に入ってしまった記憶。まだ日本盤も出る前。で日本盤は”愛しのキッズ”となぜか複数になってますが、これは子供の歌ではなく年下の彼氏をこう呼びかけてるのです。

 

 

【名曲リレー1567】kid#3

■New Kid In Town / The Eagles('76)

第1弾シングルとなった”New Kid In Town”。先日も寺田前レココレ編集長のFBで、ホントにNew Kidはホール&オーツ?という興味深い記事がありました。なんでも最初に日本のメディアがこのジョークをまともに取ってそれが通説になったらしいという話。モデルは特定されたものではなく、自分たちを含めみんなだと語ったサウザーのコメントもありますが、なんとブルース・スプリングスティーン説もあったようです。スターダムというtownにやってきた新顔を歌った歌と言われてます。J.D.サウザーがグレンやヘンリーと共にクレジットされてますが、サウザーのインタビューではほとんど「俺の曲」とのこと。曲調としてはエキゾティックなムードで”Lyin' Eyes”の流れを感じるものでしょう。ジョーが珍しくkbに回っています。あと思うのはレコード等でフェードアウトで終わる曲をライヴではちゃんと終えますが、イーグルスの場合、この終わり方があまり上手くないというか、カッコ悪いこと多いです。これも決してほめられた感じじゃない。

 

 

【名曲リレー1568】in#2

■Lady In The Window / Gordon Warller(’69)

ピーター&ゴードンの片割れのゴードン・ウォーラーは、JTやリンダのマネージャーとなって成功したピーター・アッシャーとは裏腹にほとんど話題になることはありませんでした。デュオ解散後ソロとなってBellに何枚かシングルをだし、Vertigoからスワンプ風味のLPが1枚ある程度。Bell時代の”Lady In The Window"('69)は、ソフトロック的な1曲です。

 

 

 

【名曲リレー1569】in#3

■Back In My Arms Again / Flint('78)

GFR解散後マーク・ファーナーはソロになりましたが、メル・サッチャー(ds)、ドン・ブリューアー(b,g)、クレイグ・フロスト(kb)の3人が組んだのがフリントで注目されたのですが、あっさり解散しています。ザッパやトッド・ラングレンといったGFRをprodした2人がgtrとして参加してるのも話題。このスプリームズのカヴァーはニコレット・ラーソンもやったものでハードロックよりもポップ路線を歩んだのが失敗の理由かも。

 

 

【名曲リレー1570】my#2

■My Thoughts / High Mountain Hoedown('70)

ハイ・マウンテン・ホウダウンは、ジェリー・ウィリアムズをフィーチャーしたスワンプ風味のバンドで元々キャニオンと名乗っていましたが、改名しAtcoからデビュー。”My Thoughts”はその1曲目で枯れた味わいのあるルーツロック系。バンドは1枚出して解散しウィリアムズは、Spindizzyにソロがあります。70's後半クラプトンが好んで取り上げたソングライターでした。