【名曲リレー1526】sun#2

■Paper Sun / Murmaids('68)

63年の”恋のドライブイン”の一発屋ガール・グループのマーメイズは、キャロル、テリー、サリーからなるガール・グループですが、68年ごろまで活動。このサイケ時代のトラフィックのカヴァー曲は意外とよく出来ています。prodはキム・フォーリー。

 

 

【名曲リレー1527】sun#3

■Out In The Sun / Patrick Moraz(’77)

イエスを辞めたパトリック・モラーツの2枚目のソロはブラジルのリオで録音されたもので、ラテン風味のkbロックになっています。といってもレイ・ゴメス(g)、アンディ・ニューマーク(ds)らNYのセッション・メンがバックなのですが。voは元ジャクソン・ハイツのジョン・マクバーニーです。タイトル曲の”Out In The Sun”です。

 

【名曲リレー1528】in#2

■In These Cackling Cafe I Play / Dan Jenks('81)

インディアナポリス出身のssw、ダン・ジェンクスの「Say No More」('81)からのナンバーです。ユニオンのサイトによると、韓国Riverman MusicがCD化したこのアルバムは、Natural Actというインディーからリリースされた知る人ぞ知る1枚だったといいます。シンプルで都会的な演奏に花を添えているのはジェンクスの吹くfluteとfretless-bassです。ジャズとフォークが混在したような”In These Cackling Cafe I Play”はアダルト・コンテンポラリー本来の意味する音楽に感じます。

 

 

【名曲リレー1529】in#3

■Bad Luck Streak In Dancing School / Warren Zevon('80)

ウォーレン・ジヴォンの「ダンシング・スクールの悲劇」は最初に買ったジヴォンのアルバムだったかな。タイトル曲は奇妙なストリングスに続いて粘り気のある演奏が始まるのですが、リズムは重いし(リー・スクラーとリック・マロッタのリズム隊)、デイヴィッド・リンドレーのlap steelはうねりがあってなかなか素晴らしい。ぶっきらぼうに突き放したようなジヴォンの歌声もね。

 

 

【名曲リレー1530】bad#2

■Bad Misunderstanding / The Critters('66)

ドン・シコーネ率いるクリッターズは、ソフトロックという言葉がなかった頃は、アメリカン・ポップスという非常にあいまいな表現ですまされてました。ボサノヴァ的な”Mr.Dieingly Sad”を始め甘いメロディーの名曲が多いです。口先で歌う感じのvoに好み分かれるのかも。アンダーズ&ポンシアらしい芳醇なメロディーの”Bad Misunderstanding”は”Mr”に続くシングルとしてKappからリリースされました。