【名曲リレー1421】fool#3
■Who Ya Tryn' To Fool / Sand('73)
オレゴン出身のカントリー・ロック、サンドのデビュー作「Sand」('73)は2枚組ながら、A面とC面にしか音楽が入ってない(音質効果を狙ったのか?)不思議な体裁でした。リリースはアンディ・ウィリアムズのBarnabyレーベル。voのジャック・ミューズドウーファーは80'sにクオーターフラッシュに参加する人だそう。steel-gとハーモニーが心地いいです。
【名曲リレー1422】who#2
■Who Needs Ya / Steppenwolf('70)
68年デビューで70年に7枚目の「7」をリリースとはどんだけハイペースなんや!と思います。バイカー的な強面ロックのイメージに苦しんでたような気もしますが、「7」のジャケットは相変わらずのイメージ通り。ここからのシングル”Who Needs Ya”は#54止まり。やや人気に陰りが出て来たかなという感じです。リフ中心のカッコいいロックではありますが多少マンネリ感も…
【名曲リレー1423】who#3
■Land Of Who Knows Where / Gringo('71)
グリンゴは、後にキャラヴァン他のジョン・ペリー(b,vo)や後にセイラーのヘンリー・マーシュ(g.kb,vo)がいたバンド。プログレと紹介されることもありますが、あえて言うとサイケ風味の正体がつかめない感じ。ケイシーという女性voの存在もまた混沌としております。MCAに1枚LPあります。ペリーの最初のキャリアと言われております。
【名曲リレー1424】know#2
■You Know Like I Know / Ozark Moutain daredevils('76)
オザーク・マウンテン・デアデヴィルズはミズーリ出身のカントリー・ロックで、田舎くさいルーラルなカントリーロックを展開する一方、AOR的志向もあるラリー・リー(ds,vo)のメロディアスな曲もまた魅力。76年の「Men From Earth」というLPは見たこともないものでしたが(A&Mです、まだ)、この曲はリーのプレAOR志向がとてもいい感じ。隠れた名曲だと思います。
【名曲リレー1425】know#3
■Heaven Knows / Keats('84)
ボン・ジョヴィの”Runaway”かと思うイントロのキーツの"Heaven Knows"です。このグループは、ゾンビーズ~ソロのコリン・ブランストーン(vo)、パイロットのイアン・ベアソン(g)とデイヴィッド・パットン(b)、元キャメルのピーター・バーデンス(kb)に元コックニー・レベルのスチュアート・エリオット(ds)が集まった即席ユニットで、アラン・パーソンズ・プロジェクトゆかりの面々が顔をそろえています。エイジアの線を狙ったわけではないでしょうが、アレンジ的に大げさでちょっと大衆寄り過ぎだなあとも感じます。