【名曲リレー1416】woman#2
■Woman / Dane Donohue('78)
CBSから出たことでAORものということになってるのかもしれませんが、実はポップロックとしてとらえた方がいいのかも?オハイオ出身のsswの唯一作。この”Woman”にはスティーヴィー・ニックスとサウザーがコーラスで参加しラリー・カールトンがきらびやかなgソロを決めるという内容。それを置いといても名曲だと思います。
【名曲リレー1417】woman#3
■More Than A Woman / Bee Gees('77)
しかしビージーズの転身はすごかったですね。ファルセットで歌いきることを完全にものにした青い眼のソウルです。「サタディ・ナイト・フィーバー」というサントラは、ビージーズの新曲+既成曲に他のアーティスト曲の新曲+既成曲なんですが、完全にビージーズの色に染まってます。この”More Than A Woman”もメロウなスウィート・ソウルで英米ではシングルにはなってませんが、シングルになってる国もあったようです。
【名曲リレー1418】more#2
■Give Me More / Sammy('72)
オーディエンスのキース・ジェメル(sax~後にスタクリッジ)、ジンハウスのジェフ・シャーキー(g,vo)、ハード・スタッフのミック・アンダーウッド(ds~後にギラン)という渋いところが集まったハードロックのサミーの唯一作の1曲目です。saxの入ったハードロックは珍しいけど、やはりハード路線なのかジャズロック路線なのか徹することができなかった分短命に終わったのかもしれません。
【名曲リレー1419】more#3
■A Fool No More / Peter Green('79)
そういえばピーター・グリーンの訃報もずいぶん前の気がしますが、7月だったのですね。マックを辞めてソロを出した後しばらく隠遁状態で、79年にPVKから出た「In The Skies」の頃にはこういうブルーズgの音楽は完全に過去のものになってしまってました。日本ではトリオからひっそりと出てた記憶。”A Fool No More”はマック時代の未発表曲として「Original Fleetwood Mac」でリリースされたこともありました。ロビン・トロワーのレグ・イシドア(ds)、原田クマ(b)、スノーウィー・ホワイト(g)らが参加しています。
【名曲リレー1420】fool#2
■Fool On The Hill / Sergio Mendes & Brazil'66('68)
セルジオ・メンデス&ブラジル’66によるビートルズのカヴァー。世界的なボサ・ノヴァブームは60’s初めに席巻し、本国では政治的状況の変化でボサ・ノヴァというスタイルは多様化する一方心地よいリズムとトロピカルなイメージでポップスのジャンルでもボサ・ノヴァは浸透。それを支えたのがセルメンでありA&Mレーベルだったのです。ラニ・ホール(ハーブ・アルパート=A&Mの副社長、夫人)とカレン・フィリップの女性陣を両手に花の状態で歌い出すこの動画のラウンジムードがいかにもらしいです。