【名曲リレー1401】sky#3
■Under The Sky / Giles Giles & Fripp('68)
ピート・シンフィールドのソロ「Still」に入った”Under The Sky”は、イアン・マクドナルド作品でしたが、プレ・クリムゾンともいえるジャイルズ、ジャイルズ&フリップの「The Cheerful Insanity Of Giles Giles & Fripp」('68)の拡大ヴァージョンにボーナス・トラックとして入っています。と書きながら、そっちよりも放送用音源を発掘した「The Brondesbury Tapes」('01)のヴァージョンが素晴らしい。voでジュディ・ダイブル(元フェアポート・コンヴェンション)が参加。
【名曲リレー1402】under#2
■Born Under Punches / Talking Heads('80)
しかしこの曲は初めて聞いたときものすごく衝撃でした。まだファンクとロックは別のものだと思ってたから。トーキング・ヘッズの名前を広く知らしめた「Remain In Light」の1曲目。今思えばエイドリアン・ブリューつながりで同時期のクリムゾンとやってることは似てる気もします。prodはイーノでした。
【名曲リレー1403】under#3
■Under Jamaican Moon / Leah Kunkel('79)
60'sにはコットン・キャンディーの名前でDunhillからシングルを出してたリア・カンケルはママ・キャス・エリオットの妹で、当時セクションのラス・カンケル夫人でした。
Columbiaから出たファーストの「Leah」はAORテイストとナチュラルなカリフォルニア・テイストが共存する1枚。ニック・デカロの「Italian Graffiti」に入ってたリアとスティーヴン・ビショップの共作曲が”Under Jamaican Moon”で、そのビショップとペニー・ニコルズが印象的なコーラスを聞かせます。もう1枚ソロを出した後コヨーテ・シスターズを結成。
【名曲リレー1404】moon#2
■Casablanca Moon / Slapp Happy(’74)
ピーター・ブレグヴァド、アンソニー・ムーア、ダグマーの米英独の3人が集まって71年に結成されたスラップ・ハッピーは、前衛的なムードのロックですが、「Sort Of」に続くセカンドはPolydorにリリースを拒否され、Virginに移り、ヘンリー・カウのメンバーやグラハム・プレスキット(violin)らをバックにレコーディングし直したのが「Slapp Happy」。そのタイトル曲ともいえる”Casablanca Moon”はタンゴ風のarrされた代表曲。この後ヘンリー・カウとの共同アルバムを出して解散。ダグマーはカウと行動を共にします。
【名曲リレー1405】moon#3
■Whole Of The Moon / The Waterboys('85)
ろくでなし子さんと結婚したことで別方面でも話題になったマイク・スコットが率いてたウォーターボーイズの「This Is The Sea」('85)からの”Whole Of The Moon”はスコットランド出身らしい音作りとキャッチーなメロディーが印象的です。ジェニファー・ウォーンズもカヴァー。