【名曲リレー1391】new#3

■Fairytale Of New York / The Pogues Featuring Kirsty MacCall('87)

デュエットという感じでじゃなく、途中からもう主役いただきという感じのカースティ・マッコールをフィーチャーしたアイリッシュ・パンクのポーグスのクリスマス・ソング。もはやスタンダードです。

 

 

【名曲リレー1392】fairy#2

■Green Eyed Fairy / Home Featuring Mick Stubbs('74)

後にアッシュのローリー・ワイズフィールドがいた事で知られるホームは、カントリー・ロックともまた違いますけど、米国的風景を憧憬していた所謂「イギリスのアメリカ」でした。最終作「The Alchemists」ではプログレっぽい味わいも出してまして、74年にはHome Featuring Mick Stubbsのクレジットで最後のシングルをリリース。ナショナル・ヘッド・バンドあたりに通じるビートルズっぽいポップな曲。裏も同じでプロモですんでちゃんと出たのかはわかりませんが。"Green Eyed Fairy"と言う曲です。

 

 

【名曲リレー1393】fairy#3

■Fairy Prince Rainbow Man / Ruthan Friedman

ルーサン・フリードマンの「Constant Companion」('68)。アソシエーションの”Windy”の作者と言う事しか知らなかった女性フォーキーsswのファースト。全編弾き語りでフツーなら僕は飽きてしまうんですが、独特の浮遊感がそれを妨げます。たとえばトレイシー・ソーンのCherry Red盤の隣に置いてもおかしくない1枚。ジャケの奇妙なイラストはヨーマの弟、ピーター・コウコネンでルーサンとは一緒にピートラスと言うデュオを組んでたらしいです。この”Fairy Prince Rainbow Man”は、気高い美しさがあります。

 

 

【名曲リレー1394】man#2

■Ramblin' Man / Allman Brothers Band('73)

リアルタイムで聞いてた方は、デュアンの死後急に軽くなったオールマン、と思われたんではないでしょうか?ディッキー・ベッツ主導のカントリー・ロック路線とは言えゲストのレス・デューデック(g)の見せ場を作り、#2まで上がるヒットとなりました。ベリー・オークリー(b)の最後のセッション。ちなみにアルバムの裏ジャケの少女はオークリの娘のブリトニーだそう。

 

 

【名曲リレー1395】man#3

■Man In Black / Skip Bifferty('67)

北イングランドのニューカッスル周辺のミュージシャンの密な親交ぶりは知られるところですが、リンディスファーンのアラン・ハルがいたチョーズン・フューがグラハム・ベル(vo)参加を機にバンド名を変えたのがスキップ・ビファティーです。後にフランプトンズ・キャメル、ブロックヘッズのミッキー・ギャラガー(kb)、後にマーク&アーモンド、スナフーのコリン・ギブソン(b)、後にエア・フォースのジョン・ターンブル(g)らがいたR&B~サイケバンドで、67年にRCAからデビュー。後にヘヴィ・ジュリーの名前でシングルを出したりもします。これはLP未収録のシングル曲で、ビートルズの影響下にあるサイケな音。バンドは68年の解散しますが、ターンブル、ギャラガー、ギブソンはアーク、ベルを加えたベル&アークで再集合するなど結束は固いです。arrにスティーヴ・マリオットの、prodにロニー・レインの名前も。