【名曲リレー1381】pink#3
■Pretty In Pink / Psychedelic Furs('86)
サイケデリック・ファーズをパワポに入れるのは少し無理があるか?voのリチャード・バトラーはボウイー経由でニュー・ロマンティックの残り香を感じさせますから。モリー・リングウォルド主演の映画で話題になった"Pretty In Pink"は81年作品のセルフリメイク・ヴァージョンでした。
【名曲リレー1382】pretty#2
■Let's Make Pretty Baby / The Soul Agents('64)
ソウル・エージェンツはサウザンプトン出身のR&B~モッズ・グループで、フーチークーチーメンを抜けたロッド・スチュワートのバックを短期間やったことがありました。Pyeに何枚かのシングルを出した当時多くいたR&Bバンドです。メンバーのうち、オルガンのドン・シンはエルキー・ブルックスらのダダに参加。残りのメンバーはカレブ・クエー(g)を加えフックフットに移行しています。鋭いgとオルガンが拮抗する”Boom Boom"風の”Let's Make Pretty Baby”です。
【名曲リレー1383】pretty#3
■Pretty Girl Why / Buffalo Springfield('68)
スティルスがsswのナンシー・プリディの事を念頭に置いて書いたという話を聞いたことあります(ソースを探しましたが見つかりません)”Pretty Girl Why”です。ナンシーはジョン・サイモンのGFだったらしいですが…
この3枚目「Last Time Around」はバッファロー・スプリングフィールドそのものがもうバンドの形を成しておらず、スティルス、ニール・ヤング、リッチー・フューレイが個人的にスタジオにあつまって個々の作品をレコーディングしたというバラバラな1枚ですけど、妙な愛おしさがあります。スティルスのこの曲は都会的なarrのミディアム・ナンバー。
【名曲リレー1384】why#2
■Why / Fleetwood Mac('73)
奇妙なイラストのジャケの「Mystery To Me」に入った”Why”は、バッキンガム=ニックス参加以前のレパートリーですが、77年の「Rumours」が出るまで短期間ながらステージのレパートリーだったようです。スタジオ・ヴァージョンはボブ・ウエストンのスライドの短いソロがイントロにあり、なんとなくブルーズ・バンド出身という帳尻を合わせた感じになってます。voはクリスティンで、スライド部分を除くと全くいつものクリスティン調。と書きながら、貼るのはバッキンガム=ニックス時代のミッドナイト・スペシャルの動画です。
【名曲リレー1384】why#3
■Why Sugar / No Dice('77)
77年に「ロンドンの顔役」でデビューしたノー・ダイスは、ストーンズ・タイプのロックンロール・バンドで、時代柄フィールグッズのようなパブロック路線で売るのか(まあこの線でプッシュしたのでしょうが)、もっとオーソドックスな路線で売るのか、迷ったのでしょうね。このファースト「No Dice」はジャケットのムードやメンバーのファッションよりも音楽はもっとルーズなロックンロールで”Tumbling Dice”を思わせるこの曲のイントロからしてわかります。ただ時代が77年だったので、すっかり忘れ去られてしまったのが残念。79年にもう1枚ありますが、EMIというEMIグループの本丸所属というのも運が悪かった(Islandあたりならまた違う売り方もあったはず。エディ&ホット・ロッズに似た部分もあったのに)。