【名曲リレー1371】away#3

■Goin' Away / Tai Phong('75)

日本がプログレ大国なことは、仏プログレのタイ・フォンがメジャーのWarner Brosだったこともあるけど、ほぼリアルタイムの75年に紹介されたことでもわかります。ヴェトナム系の人がいたのでメンバーの写真見て?と昔は思いましたが、フランスのバンド。超絶gのテクニックをメロディアスな曲調に乗せて歌われる”Goin' Away”は1曲目で最初に聞いたときはびっくりでした。ただプログレファンには”Sister Jane”の方が人気でしょうが。2枚のLPを出して消えたバンドですが、日本では早くからCD化されたり、再結成バンドの来日公演(きっとチッタでしょうねえ)もCD化されてます。

 

 

【名曲リレー1372】going#3

■Going To India / Neutrons('74)

ビッグ・スリープ解散後、マンに参加したフィル・ライアン(kb)が並行してスタートさせたニュートロンズには、同じくマンのウィル・ヨーアト(vo、b)だのジョン・ウエザーズ(ds)だのタフ・ウイリアムズ(g)だのウェールズ関係者が多数参加しています。70'sプログレと呼ぶにはメロディアスすぎるかも。violinはショート・ウェイヴ・バンドでも弾くスチュワート・ゴードン。女性voはキャロメイ・ディクソンです。ファーストの「Black Hole Star」から。

 


【名曲リレー1373】going#3

■Going Down The Road / The Painter

何度も書いてますけど、youtubeで見つけたカナダのバンド、ペインターは、それまで存在すら知らなかったものです。デビューは71年Londonからですが、結成はもう少し前らしい。メンバーはダン・ロウ(g)、ドーラン・ビーティー(vo)、ボブ・イーゴ(ds)、バリー・アレン(g,vo)、ウェイン・モリス(b,vo)の5人。73年のElektra盤「Painter」が唯一の作品で、ここからのシングル"West Coast Woman"が#79まで上がるヒットとなりました。ハーモニーを生かしたメロディアスなハードロックで、そういえばこういうのはカナダのバンドの伝統でもありました。コーラスも印象的で、同時代の米ウエスト・コーストのバンドからの影響もあります。超名曲"Going Down The Road"を。「ヤング・ジョッキー」あたりで今泉洋さんがかけそうな曲ですね~。どことなくボーリン時代のジェームズ・ギャングを主わえる部分もあります。バンドはこれ1枚で解散。ロウとビーティーはハマースミスというバンドでMercuryから2枚のLPを出しています。

 

 

【名曲リレー1374】down#2

■Hasten Down The Wind / Linda Ronstadt('76)

リンダ・ロンシュタットの日本での出世作は「風さら」に入った”That’ll Be The Day”だったのですが、そこからタイトル曲を。有名なコッシュによるジャケットそのままの衣装によるドイツでのライヴから。アンドリュー・ゴールドのpianoに乗せて歌われますウォーレン・ジヴォン作品。

 

 

【名曲リレー1375】down#3

■Few Days Down / Mandy Moore(’07)

これまた新しい人でマンディ・ムーア。デビューは99年でリリス・フェア以後注目された女性sswの波の中で登場した人かも。「Wild Hope」('07)からの”Few Days Down”はキャッチーなメロディーとカラッとした明るさが印象的なポップス。詳細は一切知らないけど、女優としても活動中とのこと。