【名曲リレー1311】reason#3
■If It Wasn't For The Reason That I Love You / The Hollies('72)
この「Romany」時期のホリーズも悪くないです。アラン・クラークが辞めスウェーデン人シンガー、ミカエル・リックフォースを加えた時期。このグリーンなウェイ=クック作品はCD化にあたってのボーナス曲なのですが、曲の構成が何かに似ていると思い続けて10年以上思い出せません。いいメロディーです。73年にミキ・アンソニーという男性シンガーがイギリスでヒットさせてます。
【名曲リレー1312】if#2
■If The Love Fits Wear It / Leslie Pearl('82)
パールはレズリーとデボラ・パール姉妹のデュオで、77年にLondonからデビュー。東海岸の早すぎたAORといった感じでした。レズリーは、82年にRCAからソロを出しそこから”If The Love Fits Wear It”(#28)をヒットさせてます。ジャケの感じは当時流行りのAOR風味ですが、この曲は結構芯の部分で普遍的なメロディーのポップでいとおしい。ちょっとイングランド・ダン&ジョン。フォード・コリーの曲に似てる部分あります。アンドリュー・ゴールドが参加しています。リンダ・ロンシュタットの「Mad Love」期のTVライヴにもコーラスで参加してた記憶。
【名曲リレー1313】if#3
■If I Saw You Again / Pages
ミスター・ミスターのリチャード・ペイジがそれ以前に組んでたのがペイジズ。Capitol時代のアルバムがAOR作品として有名ですが、78年のデビュー作でもすでに都会的な世界観(スティーリー・ダンもどきと言われてましたが)を作っています。prodはBS&Tのds、ボビー・コロムビーだったのですね。”If I Saw You Again”はもうイントロのシンセ(とすぐ入るスラップ・ベース)のトーンが懐かしすぎます。
【名曲リレー1314】again#2
■Alone Again / Gilbert O'sullivan('71)
日本でも大ヒットしてるんでリアルタイムのファンはもちろん、80'sには映画「めぞん一刻」(実写版)にも使われたりした”Alone Again”は、ギルバート・オサリヴァン一世一代の名曲です。琴線に触れるメロディー。途中のアコギソロはビッグ・ジム・サリヴァンが弾いてるという話。
【名曲リレー1315】home#2
■Home Again / Trifle('71)
60’s初めにDeccaからシングルを出していたジョージ・ビーンズ(vo)を中心とした菅入りジャズロックがトライフルでDawnに唯一のLP「First Meeting」があります。後にMMEBに加わるパット・キング(b,vo)やムーンライダーのチコ・グリーンウッド(ds)がいたなんて書いても誰もわからんでしょう(^^;ジャズロックでありながらしっかり歌ものとしても機能しているのが味わい深いです。