【名曲リレー1281】child#3
■Child Of Vision / Supertramp('79)
権利関係にうるさいスーパートランプ、よくこの動画があったなあ。メガヒット「Breakfast In America」のラストに入った長い曲で、辛口のアラン・パーソンズ・プロジェクトという感じの演奏。なんといってもエレピがこのバンドの場合耳に残るんです。破綻なく綺麗すぎる演奏というのが、僕がこのバンドに抱く不満です(まったく余計なことですが)。プログレ的な味わいもある曲です。
【名曲リレー1282】vision#2
■Sound & Vision / David Bowie('77)
「Low」はリアルタイムで知ったデイヴィッド・ボウイーのアルバムでしたが、当時は何となく難しかった。後になって”Speed Of Life”とかこの”Sound & Vision”(リマスターされて復刻されるときにボウイーの場合このタイトルが、スローガンとなりました)とか好きな曲が出来ました。シンセの使い方とかプログレ的に感じてました。
【名曲リレー1283】vision#3
■Visions Of Endless Hope / Be Bop Deluxe('78)
ビ・バップ・デラックスの「プラスティック幻想」に入った隠れた名曲。アコギの小品ですが、ビル・ネルソンらしい湿り気も感じられます。
【名曲リレー1284】endless#2
■Rising Runner Missed By Endless Sender / Tangerine Dream('78)
タンジェリン・ドリームの数ある作品の中で一番の問題作は歌ものがあった「Cyclone」('78)ではないかなあ。voとして加わったスティーヴ・ジョリフは、スーパートランプの前身バンド出身というイギリス人。A面の2曲で歌ってますが、歌だけでなくflやsynも担当するんで歌以外の時間持て余すことにならんかったんだよなあと余計な心配をしてしまうのです。短い曲の”Rising Runner”は時代柄ニュー・ウェイヴ的なムードもありました。
【名曲リレー1285】endless#3
■Endless Change / Delta('85)
マイケル・マクドの妹のモウリーン(Maureen)は、ドゥービーの「Livin' On The Fault Line」('79)にもコーラスで参加してましたが、85年にデルタというバンドでMCAからデビュー。結局この1枚で解散しましたし、その後の活動もよくわかりません。
この"Endless Change"は、ワディ・ワクテルのスライドgをフィーチャーした強力なナンバーで、80'sだけあってそれほど泥くさく感じませんのが不思議。prodは兄マクドとジェイ・ファーガスン(弟トムがデルタのメンバーでした)。この辺のCD化って遅れてます。