【名曲リレー1216】man#3
■The Old Man & The Child / Cafe Society('75)
キンクスのKonkレーベルに1枚LP残したカフェ・ソサエティーは若きトム・ロビンソンをフィーチャーしたフォークロックです。CDは一度韓国で出たっきりのような覚え。意外とポップな曲もあってもっとちゃんと聞きたいと今も思っています。prodはレイ&デイヴのデイヴィス兄弟にジョン・ゴスリングというキンクスの面々が当たっています。
【名曲リレー1217】
■Yellow Cab Man / Truk(’70)
トラックは、カナダ出身ともオクラホマ出身とも伝えられる無名のハードロック5人組。dsが再結成キャプテン・ビヨンドのウィリー・ダファーンという話もあります。唯一のLP「Truk」はColumbiaからのリリースでprodに一人にバッファロー・スプリングフィールドのデューイ・マーティンの名前も。この“Yellow Cab Man”はガーヴィッツ兄弟のガンのカヴァー。
【名曲リレー1218】yellow#2
■Yellow Brick Road / Captain Beefheart & His Magic Band('65)
ザッパもビーフハートも縁がないんでほとんど知りませんが、ビーフハートのデビュー作「Safe As Milk」(Buddah)は、ピーター・バラカンさんのラジオで聞いて知ってます。若きライ・クーダーのスライドがしびれるガレージ風味のブルーズロック。65年とは思えないくらいのモダンさがあります。
【名曲リレー1219】yellow#3
■Yellow Beach Umbrella / Craig Doerge('73)
ザ・セクションのkb、クレイグ・ダーギーは、ヘンスキ&イエスターのローズバッドにいた人で、このソロはその流れにあるssw的なヴォーカル・アルバムで、日本では80年の「イッツ・ア・ビューティフル・ロック・デイ」シリーズで紹介されています。その冒頭に入ったダギー&ヘンスキの共作の”Yellow Beach Umbrella”は、スリー・ドッグ・ナイト、ベット・ミドラー、リビー・タイタスらのカヴァーがあります。
【名曲リレー1220】beach#2
■Echo Beach / Martha & The Muffins('79)
カナダのNew Waveバンド、マーサ&ザ・マフィンズは、英国経由で日本に情報が入ってきてました。デビュー当時バンドには、マーサ・ジョンソン以外にもう一人のマーサ(・ラドレー)がおりました。日本ではVirgin傘下のDin Discから何枚かアルバムが出てましたがあまり覚えてない。初期のprodはゴング出身のマイク・ハウレット。81年には同じカナダ出身のダニエル・ラノワの兄弟がメンバーで加わった関係で、ダニエルprod作品もあるとか。この曲は79年のファーストに収録されてました。